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(株)NTTデータ/本業以外の自発的社内横断活動にて、 ダイバーシティを精力的に推進
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理工系の論理的思考や数値で示す手法は、世界共通
世の中の問題を いかに解決するかを 学んだ大学時代
高校時代は「一生働き続けたい」と思っていましたので、自分の身につくもの、社会に直接役に立つものを学びたいと考え、理工系への進学を考えていました。環境情報学部を選んだのは、
当時としてはとても先進的な学問を開拓しようとしていたからです。「複雑化する世の中の問題をいかにして解決していくか」という前向きで壮大なテーマにも惹かれましたし、そのためのツールとして最先端のコンピュータ技術を駆使するという新しさも魅力的だったのです。
大学のゼミでは「意思決定論」を専攻。当時、岐阜県がベンチャー企業育成のために新しく起業する人に向けてオフィス施設を建設していたので、そこを研究材料として論文を書きました。当時はようやくインターネットが普及し始めたころでしたので、インターネットをはじめとしたインフラ構築など、どうしたらベンチャー企業を育成できるのかといった一般の理工系とは少し毛色の変わったことを研究していました。同じ大学の総合政策学部と連携して政治の分野からのアプローチ方法を学べたことも有意義でしたね。このように大学時代は、ものごとを解決するためには文系も理工系も関係ない、文系理工系をミックスしたり、様々なアプローチの方法でやっていいんだ、ということを学んだことが最大の収穫だったのかもしれません。
働き場所としてNTTデータを選んだのは、ひとえにこれから社会の概念を変えるような仕事に携われると思ったからです。就職活動中にNTTデータのショールームを訪ねたとき、当時はまだイ
ンターネットショッピングなど誰も知らないころなのに、そこにはバーチャルのショッピングモールが展示されていて、架空の自分がそのモールを自由に活用するという体験ができたんです。「こういうことがやりたい!」と即座に思いました。「大学で学んだアプローチ方法で社会の新しいサービスを生みだしたい!」と。
性別も国籍も関係ない、 誰もが楽しく働く 仕組みをつくりたい
今は業務とは別に「ダイバーシティ」にも自発的に取り組んでいます。これは性別や年齢、民族、出身地、国籍、障がいの有無、言語や文化、価値観などの「ちがい」にかかわりなく、すべての人が持つ力を組織として最大限に活かすことができるようにする、というものです。私は有志社員が自発的に組織横断でワークライフバランスやダイバーシティの社内推進のための検討を行うワーキンググループに入り、自宅にいながらにして仕事ができる「テレワーク(在宅勤務)」の導入に携わったり、出産・育児で業務経験が途切れがちな女性開発者が「目標とすべき先輩女性社員」を見つけ、安心して働き続けられるように、育児と仕事を両立しながらキラキラと輝いて働いている先輩女性社員へのインタビュー記事等を発信したりしています。ただでさえ人数の少ない女性社員なのに、能力のある女性エンジニアが途中で辞めてしまうのは本当にもったいないと思いませんか。
この夏には新たなトライアルを行います。NTTデータの共働き社員から、特に小学校が夏休み
になると子どもを家に残してしまうことになり、それが心配で仕事に集中できないという声が多く挙がりました。そこで社員同士で助け合うプログラムを企画し、3日間の「キッズワークショップ」を行い、子どもたちを会社で預かることにしました。今までにない貴重な体験として、ICカードで買い物をしてもらったり、プログラミング体験をしてもらったりと、普段何気なく使っているIT技術を子どもたちに認識してもらえる楽しい企画です。このような取り組みを、社員発案のボトムアップで企業公認のイベントとして行う例は少なくとも国内では聞いたことがないので、とてもチャレンジングだからこそ、やりがいをもって検討を進めているところです。
今、NTTデータはグローバル化を進めていて、外国人の方を積極的に採用しています。昔は日
本のやり方になじんでもらうというのが一般的だったのですが、それではせっかく文化の違う外国人に入ってもらう意味がない。むしろ彼らの文化を尊重することでさらに会社としても飛躍できるのではないかと考えています。そこに理工系として何が役立つかというと、理工系の得意な論理的な思考や、数値でものごとを表していく手法。これは世界共通なのです。言語が違っても誰もがわかる仕組みをつくるのにとても適しているんです。
皆さんも、世界の人々と手を取り合って素晴らしい世の中をつくるために、理工系の力を磨いて
みてはいかがでしょうか。
NTTデータのダイバーシティ推進への取り組み
ダイバーシティの観点から「社員が心身ともに健康で、生き生きと働くことができる職場づくり」を掲げているNTTデータは、女性や障がい者の採用にも積極的な姿勢を示し、出産・育児関連制度の充実度では国内企業でもトップクラスを誇る。しかし、働きやすさへの追求の姿勢は緩めず、仕事のやり方の変革をダイバーシティ推進室が中心となり、全社一丸となって推進している。そのひとつとして、昨年より「テレワーク(在宅勤務)」を本格導入した。上司の承認が得られた社員であれば、誰でもテレワークを実施することができ、管理職から社員まで幅広く利用している。特に育児との両立をしている男性・女性社員からの評価が高い。
また仕事のやり方の変革を行い、ワークもライフも充実させるヒントを得る「パパセミナー」、会社への提言をする「女性社員ワークショップ」など積極的に展開している。
表彰実績
2008年度くるみん取得、2009年度「ベストマザー賞(団体賞)」受賞、
「父親が子育てしやすい会社」最高位受賞
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(株)NTTデータ
流通・サービス事業本部 メディア・情報ビジネス事業部
近藤 アレイ さん
慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科卒業。NTTデータ入社後、金融企業向けのシステム開発や民間企業向けに情報システムを提案する営業パーソンとして活躍する一方、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)やダイバーシティ(多様性の尊重)を社内推進するための自発的社内横断活動にも携わり、同社のダイバーシティ推進に向けて精力的に取り組んでいる。

キッズワークショップのプログラミング実習の一場面
夫と犬と3人の生活。「自分の出産・育児のためにも同社のワークライフバランス推進活動に積極的に取り組んでいます」
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