ホーム > 企業紹介 > 夢を追い続ければ、いつかかなう。私も高校時代の夢を実現することができました。

企業紹介

夢を追い続ければ、いつかかなう。私も高校時代の夢を実現することができました。

肌にやさしく、安心して使える。化粧品を開発しています。

副作用の存在を知った高校時代、みずから化粧品の開発を志す

 高校で初めて化学を学んだとき、元素記号に興味を持つようになりました。授業だけではもの足りなくて、図書館で化学の本を借りては読んでいたら、「化粧品の副作用を受けて苦しむ女性」の症例が載っている本を見つけました。これまでは、女性が化粧品を使うのはきれいになるためだと思っていたので、「副作用」があることにインパクトを覚え、「これではいけない!」と思い、化粧品に含まれる成分を調べるようになりました。そして、「将来は肌にやさしい化粧品を開発したい」と考えるようになりましたね。
 神奈川大学工学部の応用化学科(現・物質生命化学科)に進むときも迷いはありませんでした。総合大学なので一般教養科目がより充実しているし、教員になりたい気持もあったので、教員免許を取得できるのも大きな魅力でした。教職課程では法律などの授業もあり、研究とは違うモノの考え方や観点を知ることができましたし、私と違う分野を専門的に学んでいる仲間と交流できたことが、何よりもいい刺激になりました。
 大学から博士前期課程までは、一貫してDNAの研究をしていました。私が所属していた研究室は生体物質を利用した研究をしていて、私はD N Aの骨格を基盤にした金属イオンセンサーの研究を行っていました。その研究は結果が見えやすいものでしたので、測定・分析をしては「これも試してみよう、あれもやってみよう」と次から次へと化合
物を変えて実験していました。4年次は毎晩遅くまで実験をしていたので、大学時代は忙しかったですね。
 しかし、その分、深い知識を養うことができましたし、いろいろな角度から物事を見て多角的にアプローチしていく手法は、大学での研究の中で育まれたと感謝しています。
 当時、応用化学科の学生の4分の1は女性。現在は、私のような研究職や製薬会社などで活躍しています。緻密な分析結果を積み上げていく化学実験の作業は、女性向きだと思います。

化粧品が商品化されたとき、開発者としての喜びを感じる

 博士前期課程修了後、TBCグループに入社して社会人3年目になります。研究所は女性が多く、何でも気兼ねなく話せるアットホームな雰囲気で、立地もよく、落ち着いた環境で集中して研究に取り組めます。
 そんななかで、T B Cのエステティックコースで使う化粧品や、ホームケア商品の開発を担当しています。TBCは、男性向けのエステティックサロンもあるので、男性用化粧品も開発するんですよ。
 最近、私が開発に携わった商品はクリームです。開発に携わることが決まったときは、とてもうれしかったですね。私自身、このクリームのブランドは、TBC商品の中でもお気に入りだったからです。
 お客さまが一番初めに封を開けたときに、「あっ」と驚くような商品をつくりたいと張り切りました。研究では、色やテクスチャー、香りなどの細かいところまでこだわり、試作とモニターを何度も行いました。
 失敗を繰り返しながらもようやく処方がまり、その後、キレイにパッケージされている商品を見たときはうれしいのと同時に、感動すら覚えましたね。今では多くのお客さまにご使用いただいています。
 商品開発はとにかく試行錯誤の連続。例えば、社内のモニタリングに出しても、人それぞれ好みがあるので、全員に好きになってもらえる商品を生み出すには時間がかかります。でも、自分がつくりあげた商品が店頭に出て、お客さまやスタッフに喜ばれたときの充実感は言葉にできません。
 夢はTBCの看板商品をつくること。化粧品は世の中にあふれているので大変ですが、コツコツと研究を重ねていって、いつかは実現したいです。
 理工系の仕事をめざす皆さんには、ひとつの夢を追い続けてほしいですね。諦めないでチャレンジすれば、きっとたどりつける。「絶対達成する!」という強い意志が大切だと思います。

«前の記事:チームラボ(株)/語学を学んでいた学生時代から、 IT技術開発の世界に転身
夢を追い続ければ、いつかかなう。私も高校時代の夢を実現することができました。
次の記事:将来どんな働き方がしたいのか、イメージしてみることで、大学で学びたいことも見えてきます。»

プロフィール

TBCグループ株式会社(エステティックTBC)
ビューティ&ライフ研究所 コスメ・食品開発室

柳田 空見子さん さん

神奈川大学工学部応用化学科(現・物質生命化学科)2006年3月卒業。工学研究科応用化学専攻・博士前期課程を2008年3月に修了し、TBCグループ株式会社に入社。ビューティ&ライフ研究所にてオリジナル化粧品の開発に携わる。

このページのトップへ