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特集(PC用)

新しい冷却システムを開発して、宇宙機の技術革新に貢献したい!

九州大学では、航空宇宙熱・流体力学、航空宇宙機構造強度、航行ダイナミクス、宇宙システム工学の4講座が連携して工学部の航空宇宙工学コースを展開しています。マッハの風を作ることのできる超音速風洞など、国内有数の実験設備も整備されています。宇宙へ、星へと旅立つ人類の新たな夢に向かって一緒に挑戦しましょう。

排熱、冷却のシステムは、宇宙飛行に不可欠

大学院工学府
航空宇宙工学専攻 修士課程2年
工学部機械航空工学科(航空宇宙工学コース)卒業
久保田 知里さん
(大分県立大分上野丘高等学校出身)

宇宙機の冷却システムに関する研究をしています。宇宙空間では、機体や電子機器が壊れないように、冷やして温度を下げる仕組みが不可欠です。そこで、水よりも沸点の低い特殊な液体の沸騰現象を利用して、効率のよい冷却方法を研究しています。これは、伝熱工学という研究分野になります。
航空機を放物飛行させ、自由落下運動を利用して無重力に近い状態をつくり出すパラボリックフライトという実験飛行があります。この状態で実験を行って得られたデータを解析しながら、宇宙空間でも使える排熱システムについて、修士論文をまとめているところです。実際に宇宙開発の現場で採用されることを夢見ながら……。

日本の有人宇宙技術の開発に関わりたい

宇宙への夢を応援してくれる友達がくれたスペースシャトルのキーホルダーです。

サークルで、実際にエンジンのついたウルトラライトプレーンを組み立てたことがあります。アメリカ製のキットを用意し、6、7人で作業して完成まで5か月ほどかかりました。自作の飛行機で大空に舞い上がった気分は格別でしたね。木製グライダーの設計・製作も行いましたが、講義で習った専門知識を使い、自分自身が設計などできるようになっていて、力がついているなという実感がありました。工学系の学びの楽しさは、やはり新しいものをつくりだす力が身につくことです。
もともと宇宙開発に興味があり、スペースシャトルの打ち上げを見て、宇宙飛行士に憧れました。航空宇宙工学の道に進んでからは、将来、日本の有人宇宙技術開発に関わりたいという思いが強くなり、研究テーマである熱冷却で宇宙機の設計・開発に貢献できればと思っています。

わたしの学部・学科自慢

ISS(国際宇宙ステーション)に長期滞在した若田光一宇宙飛行士が、九州大学工学部航空工学科(当時)の先輩。地球帰還後に、大学に来て講演した際の「どんなことでもいいから、何かひとつプロになれ」という言葉が心に残っています。

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