理工系に進学する女子が増えている今、その勢いをサポートしようと理工系の魅力を伝える様々なイベントが催されています。女子大生の生の声を聞いたり、科学イベントに参加したりすると、ぐっと理工系が身近に感じられるはず。思いきって参加してみよう!
現役理工系女子大生の生の声を聞きました!『サイエンスフェスティバル』

今年で3回目を迎える、「サイエンスフェスティバル」は、女子中高生に、「自然科学という分野に親しんでもらう」ということを目的としたイベント。5つの女子大学(お茶の水女子大学、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、日本女子大学)が共催し、各分野で活躍中の卒業生や現役の女子大生の「生の声」が聞けます。理系に興味を持つ女子中高生にとって、自分の未来をイメージできる貴重な体験となるはず。
今年は東京女子大学で開催され、まずは、東京大学名誉教授・山田作衛先生による特別講演からイベントがスタート。素粒子物理の権威である山田先生ですが、話の中身はとてもわかりやすく、参加者はうなずきながら耳を傾けていました。
「どこにでもある陽子の中をのぞいてみれば、宇宙ができた137億年前の姿がそのまま残っています。宇宙が誕生した当時の姿を見ることができるんです」と、科学者ならではのロマンが詰まったお話に、講演は満場拍手で終了。
続いては女子大OG5人によるパネルディスカッション。エンジニア、高校の数学教諭、大手メーカーのバイオ事業部勤務など、社会の第一線で活躍されている方々が、それぞれの仕事内容や、大学時代に学んだことなどを語りました。「大学というのは就職への通り道ではありません。好きなことを深く学び、それを活かす道を探してほしい」という先輩のアドバイスに、参加者はみな納得の様子でした。
最後は在学中の大学生・大学院生によるパネルディスカッション。「理系の女子大に進んだおかげで、友達もいっぱいできた」などと語る女子大生に、参加者も興味津々。質疑応答では、会場から積極的に質問が投げられ、パネラーからも本音の回答が返ってきます。
これでイベントは終了。参加した女子中高生からは「女子大生のリアルな声が聞けてよかった」「いろんな分野の仕事を選択できることがわかり、将来に対する不安が消えた」などの感想が寄せられました。3時間ほどでしたが、参加者にとっては、未来へとつながる、楽しく大切な時間となったことでしょう。
プログラム
特別講演「なぜだろう」
東京大学名誉教授/高エネルギー加速器研究機構特別教授/国際リニアコライダー・リサーチディレクター
山田作衛先生
パネルディスカッション
第一部 「スマートな先輩たち」
第二部 「スマートな女子大生」
★五女子大共催イベント★ 第3回サイエンスフェスティバル
対象 女子中高生。当日参加および一般者の参加も可能だが事前申込者を優先
開催日 2009年7月31日(金)13:00~16:15
会場 東京女子大学講堂
参加費 入場無料
主催 五女子大学(お茶の水女子大学、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、日本女子大学)
共催 内閣府男女共同参画局チャレンジ・キャンペーン
VOICE01
M・Aさん(高校1年)
進路の参考になるかなと思い参加しました。女子大生の本音の生の声を聞くことができ、本当に来てよかったです。将来は、気象や地震予知などの研究ができたらと思います。
VOICE02
Y・Mさん(高校2年)
就職活動など具体的な話を聞けてよかった。男性の割合が多い総合大学の理系と比べ、自由にのびのびと勉強できそうな女子大もいいですね。


