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未来研究所

2012年度版

2足歩行ロボットで諏訪湖を一周! 今後の研究に役立つヒントが見えた。

学生編諏訪東京理科大学
システム工学部  
機械システムデザイン工学科
(現:機械システム工学科)4年

R.S 先輩
長野県伊那北高等学校

長時間、そして長距離…… ロボット歩行の課題を探る

 ロボットを長時間、そして長距離歩行させるためには、どんな工夫が必要なのか。その答えを探るために私たちが取り組んだのが、「小型人型ロボットによる諏訪湖一周」というグループ研究です。
 太陽電池パネルを積んだ台車をロボットに引かせ、7日間かけて全長16キロある諏訪湖畔の遊歩道を踏破しました。全国放送のテレビや新聞でも紹介していただいたので、覚えている方がいるかもしれませんね。
 研究室で練習を重ね、下見も済ませたうえでの挑戦でしたが、予想外のトラブルが連続。ちょっとした凸凹で転んでしまったり、強風で倒れそうになったり……。天候に恵まれず、太陽電池の充電に時間をとられることもありました。ロボットのモーション(「歩く」「手を振る」などのポーズ)作成を担当した私は、操縦オペレーターとして7日間つきっきり。とても大変でしたが、貴重な経験をすることができました。

教わるのではなく「考える」 それが理工系の学びの楽しさ!

 現在は、実験で得られたロボットの機能や強度に関するデータを分析しながら、卒業研究のテーマを構想しています。
 実験を通して感じたのは、歩く、手を振る、などの何気ない動作が、実は人間の脳により複雑にコントロールされているということ。ロボットにスムーズな動きをさせるにはどうしたらいいか、友人の歩く姿を眺めてヒントを探すこともありますし、「足裏の形状や素材を工夫すれば、段差や凹凸での衝撃を吸収できるのでは?」といったアイディアも浮かんでいます。「どうしてだろう?」と自分で考え、原因を探す……理工系の学びの面白さを実感する毎日です。

私のお気に入りアイテム

諏訪湖を1 周するあいだ、ずっと一緒だったコントローラー。

後輩にアドバイス

わたしの就職活動
長野県内の企業への就職を志望しています。「人が過ごしやすい環境」や、「生活の中のちょっとした改善ポイント」を提供できるような仕事がしたい。ロボットを通じて「人の動き」について学んだことを活かせればいいですね。

ひとこと

わたしの学部・学科自慢
まだ何を学びたいか絞りきれていないなら、各分野を幅広く学びながら、専門を決められる諏訪東京理科大学のカリキュラムは魅力的です。私も入学後に「人の動きを補助する」ものづくりに興味を持ち、知能ロボティクスが専門の市川先生の研究室を選びました。



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