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注目素材のCFRPのリサイクルを研究中。幅広い分野を学べるのが基礎工学部の魅力。

父親は企業の研究者
理工系に進んだのは、企業で研究職に就いていた父の影響が大きいと思います。小学生のころから、科学のイベントによく連れて行ってもらい、いつの間にか理科が好きになっていました。そんな背景もあり、高校2年生で理系コースを選択したのですが、大学受験のとき、進路に迷いました。教職に就いていた母の影響で教員になりたいという夢もあったんです。そこで、国公立大の教職課程がある学部と東京理科大学を併願したら、両方合格!教員として理科を教える道か、専門的に理工学系の研究者を目指すか……。迷った末、現在の道を選びました。
基礎工学部材料工学科を受験したのは、化学、物理、生物と幅広い分野の知識を身につけることができそうだと思ったから。大学でゆっくりと研究分野を絞りたいと考えました。
CFRPのリサイクルに着目
基礎工学部の1年次は長万部キャンパスで過ごします。全寮制なので友達もたくさんでき、個人的にはかなり有意義な生活を送ることができました。2年次から野田キャンパスに移り、4年次から研究室配属になりました。現在は福田博教授の研究室でCFRP*という炭素繊維とプラスチックの複合素材を研究しています。これは、軽量で強度の高い素材として注目され、航空業界や鉄道業界ですでに使用されているもの。私はこのCFRPをリサイクル利用する際の実用性を検証しています。将来性のある素材だけに、研究に大きなやりがいを感じています。大学で幅広い基礎知識を学び、視野を広げる過程でCFRPという興味深い研究対象に巡り合うことができました。この出会いは、材料工学科ならではのものだったと思っています。
*Carbon Fiber Reinforced Plasticsの略

学部時代から所属する福田研究室でCFRPの研究を続けています。将来は研究スキルを活かして、企業の研究職に就きたいです。自分がつくりだしたものが世界に広がって、人々の生活を豊かにする……。そんな研究者になりたいですね。
高校時代に将来やりたいことが決められないのは無理もないこと。私もそうでした。理工系に興味があるけど、分野を絞りきれない場合は、基礎工学部のような幅広い分野を学べる学部を選び、大学生活のなかでやりたい研究を見つけるのもアリだと思いますよ。





