北海道工業大学 工学部 建築学科
Y.E 先輩
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「利用者を元気にする設計がある」その新発想に衝撃を受けた。

テーマは「原発のまちの再生」学会コンペに向けて奮闘中
今、所属する研究室で、建築学会コンペに向けた作品づくりに日夜奮闘中です。まず、メンバー全員で結論が出るまでとことん議論してコンセプトをつくります。そして、図面を起こして模型をつくるというのが一連の流れ。その間も何度も修正を加え、イメージと違えば最初からやり直し……。根気のいる作業です。
私たちが考えているのは「原子力発電所のあった地の再生」。原子力発電所を取り除いたと仮定して、どんな街づくりができるかを模索したものです。原子力発電の原料となるウランはすべてなくなるまで2000年もかかるとされています。怖がる住民たちにいかにやすらぎを与えるかを考慮したり、溶鉱炉はあえて撤去せずにモニュメントとして再生したりといった仕掛けを入れつつデザイン・設計します。
誰からも喜ばれる老人ホームをつくってみたい
現在の研究室を選んだのは福祉施設の設計を学びたいと思ったから。中井教授のキャラクターも魅力でした。何でも受け入れてくれる存在で、私たちの奇想天外な提案も真剣に聞いてくれます。そんな教授から、福祉施設のキッチンはコミュニケーションの場として重要な役割があるのでおろそかにしてはいけないと教えられました。入居者の部屋にキッチンを付けると部屋に閉じこもり、認知症などの症状が悪化することがあるそうです。建築の外側だけしか見えていなかった私にとって、その発想は衝撃でした。「利用者のことを考えていない建築は意味がない」と気づかされましたね。私もいつになるかわかりませんが、自分の手で誰からも喜ばれる老人ホームを設計してみたいですね……。

実際に建物をつくる現場に興味を持っています。住宅メーカーやゼネコンで、施工管理などの仕事をしてみたい。大学に特別講師として来てくれた、ゼネコン勤務の方の話にも影響を受けました。女性が少ない職種だからこそチャレンジしてみたいですね。
小さい頃から図工や技術の時間が大好きでした。やりたいことがあれば苦手科目などは乗り越えられます。建築を学ぶのであれば、数学が苦手でもぜんぜん平気ですよ。専門的なことを学ぶための手段としてドライに考えて、苦手科目を乗り越えてください。
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