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未来研究所

2010年度版

社会基盤の整備はコミュニケーションに優れた女性の力が発揮できる世界です!

学生編金沢大学
大学院 自然科学研究科 社会基盤工学専攻

M.S 先輩
私立星稜高等学校出身

1年次の現場見学会が転機になった

 高校までは建築物の設計に興味があったのですが、大学入学後、次第に土木工学に関心が移っていきました。
 そのきっかけになったのが、1年次に実施された「現場見学会」です。3年前に金沢市に開通した「山側環状道路」の建設工事現場を見学しました。もっとも、そのときは単に大規模な工事という印象しかなかったのですが、開通後、自分で実際にこの道路を走行したところ、広くて開放感のあるドライブコースになっており、とても快適でした。加賀地方や能登地方にも直結しており、利便性にも優れています。こうした人々の生活に役立つ仕事に携わりたいという希望が生まれていったのです。
 そこで、大学、大学院と続けて研究テーマに選んだのが、コンクリートの耐久性です。ごく一部の組織を調べるだけで、全体の劣化程度がわかる方法を確立することが目標です。

市民の声に耳を傾ける技術者になりたい

 社会基盤構築に関する仕事は、これまでどちらかというと「男性の世界」というイメージがあったかもしれません。けれども私は、実は女性の能力が発揮できる世界だと思っています。なぜなら、社会基盤の整備や都市計画を進める際には、当然のことながら、市民のニーズをきちんとくみ上げることが大切になります。そして、市民にとっては、女性のほうが要望を伝えやすい面がある気がするのです。市民の声に真摯に耳を傾け、コミュニケーションを図りながら業務を進める。将来はそんな技術者になりたいと思っています。

私のお気に入りアイテム

研究論文と研究対象のコンクリート。長いつきあいですね。

私の就職活動

もちろん、社会基盤の整備に関わるエンジニアになることが目標です。大学・大学院で研究したことを活かすためにも、ゼネコン、高速道路会社など、道路の維持・管理を担う企業に就職したいと考えています。

ひとこと

研究は、夜遅くまで実験することも多く、かなりハードです。骨材は25キロの袋で届くので、実験の準備も重労働です。そんな実験でちょっと疲れたときに、ありがたいなと思うのが、キャンパスのすばらしい環境です。豊富な緑や、満天の星空を眺めて、とても癒されています。



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