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パリのレンタサイクルシステムを日本の都市にも導入したい!

慢性渋滞に悩む鎌倉市にシステム構築を提案
私は、所属する山本明教授の研究室で、パリで実施されているレンタサイクルシステム「ヴェリブ(Vélib')」の、日本での導入と活用法を研究をしています。
市民が街中の駐輪場に置かれた自転車を安価で利用できるこのシステムは、交通渋滞緩和や環境保護の面でメリットがあるだけでなく、人々の新たなコミュニケーションも創出します。
研究室では、慢性的な交通渋滞に悩まされている神奈川県鎌倉市に、このレンタサイクルシステムを提案することを課題に設定し、調査を行っています。鎌倉市の交通政策課でヒアリングを行い、資料の提供などをお願いすると、私たちの研究に大きな関心を寄せてくださいました。自分の努力次第で、実際の社会に貢献できる可能性のある点がこの研究の魅力ですね。
都市計画は建築より思い切った発想ができる
建築に興味を持ったのは、中学時代に祖父の本棚にあった妹尾河童さんの『河童が覗いたヨーロッパ』という本を読んだのがきっかけ。ヨーロッパ各国の建物の外観や間取図が絵日記調に描かれていて、生活や文化が変わると建築様式も変わることを知り、感動しました。
大学に入り、海外旅行でアメリカやヨーロッパの街を実際に見て回るうちに、だんだん興味が建築から都市計画に移っていきました。ひとつの建物の設計よりも思い切った発想が求められる点が都市計画の面白さだと思います。また、研究室で都市計画を学ぶ過程で見えてきたのは、「どんな人に笑顔になってほしいか」を考えることの大切さ。これは、将来どのような仕事に就いても必ず役立つ視点だと思っています。

修士課程1年次の11月から就職活動をスタート。建築、旅行、商社などの40社にエントリーしました。最終的に、建材メーカーで商社機能も持つ企業から技術職として内定をいただきました。大学で身につけた知識をしっかり活かしたいですね。
パリのレンタサイクルシステムを知ったのは、大学4年次に交換留学で滞在したフランスでのこと。国際交流活動に力を入れているのも千葉工業大学の特長です。研究のきっかけをくれた、充実した留学サポート体制には感謝しています。





