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未来研究所

2010年度版

ブタの血管を"脱細胞化"して、 ヒトに移植できる血管をつくる!?

学生編大阪工業大学
工学部  生体医工学科

M.K 先輩
私立平安女学院高等学校出身

人工血管の スキャフォールド

私の研究テーマは、再生医療の一分野。ブタの血管を基盤にして、ヒトの体内で再生する人工血管をつくるという研究です。

ブタの血管をヒトの体内にそのまま移植すると、当然ながら拒絶反応が起こります。しかし、ブタの血管からブタの細胞を抜き去ることができれば、そこにヒトの細胞を定着させることができます。そのための「足場」、学術的には脱細胞化したブタの血管を用いた人工血管のスキャフォールド(再生医療用の細胞組込基材)の開発が、具体的な私の研究内容になります。難しいですね……。

「人の命を助けたい」 という思い……

再生医療の分野を目指そうと思ったのは、大学に入ってから。高校時代は、医学・薬学分野に幅広く興味があり、なかでも「遺伝子」に興味を持っていました。また、小学校の頃から昆虫や魚を観察するのが大好きで、常に生物は得意科目のひとつでした。

大学進学時、近畿圏で生物と医療を複合した分野を学びたいと高校の先生に伝え、すすめられたのが大阪工業大学でした。

大学に入り、バイオメディカル分野の学びを深めるなかで出合ったのが、「再生医療」というテーマでした。昔から、「人の命を助けたい」という思いがあったので、医療の現場で役立つ可能性がある研究に取り組めることは、大きなやりがいになっています。

学部卒業後は大学院に進学し、同じテーマで人工血管の研究を続ける予定。動物を使ったスキャフォールドの移植実験を経て、医療現場で実用化されるように頑張っています。

私のお気に入りアイテム

ラインストーンでお気に入りのキャラクター風にデコレーションしたiPodshuffl e。

私の就職活動

大学院の修士課程修了後は、企業や大学の研究職に就きたいです。現在、国立循環器病センター研究所で週3 回共同研究を行い、研究だけでなく仕事現場についても学んでいます。医療分野に縛られず、幅広い視野で活躍の場を探したいですね。

ひとこと

大阪工業大学の女子学生は全体の1 割程度。人数が少ない分、学科の女子の結束はかなり固いですね。男子もキャラが濃くて面白い人がいっぱい! この環境に慣れると、男子・女子の隔たりをまったく感じなくなるのが怖いくらいです……。

⋆工学部生体医工学科( 当時)のバイオメディカル分野は、2010年度より新設される生命工学科で学ぶことができます。



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