奈良女子大学 大学院 人間文化研究科 生物科学専攻
M.S 先輩
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化学の視点から蝶の研究を続けたい! 基礎研究ができる環境に感謝してます。

蝶に関する新発見を 学会会場でアピール
蝶が好きで、蝶の研究をすることが夢でした。蝶は普段は翅(はね)を閉じていますが、光を当てると翅を広げます。ところが、どんなときに翅を広げるのかは知られていませんでした。
そこで高校時代に、どこに、どんな波長の光を、どの程度当てればいいのかを調べ、開翅行動の条件を明らかにしました。その新発見を知ってほしくて、 蝶の専門家が集まる日本鱗翅学会の会場を直接訪問。自分の研究成果を見てもらいました。
それがきっかけでいろいろな研究者の方々と知り合いになったため、高校在学中から東大やICU(国際基督教大学)の研究室を訪問しながら、自宅やそれらの大学の研究室でずっと蝶の研究を続けていました。
蝶を害虫と考える人も! そんな研究環境が好き
大学を選ぶときには、自分で調べたり、研究者の方々から話を聞いたり、訪問して実際の研究室を見たりしながら、時間をかけて決めました。最終的に筑波大学に決めたのは、ここが研究を行う特別な場所だという気がしたからです。また、筑波地域に「ゼフィルス」という珍しい蝶が生息しているということも大きな魅力でした。しかも、今ではその近くにアパートを借りています(笑)。
周囲には蝶を害虫だと考え、蝶を駆除する研究をしている人もいます。しかし、そういう人がいるほうが視野が広がる気がして、今ではこの研究環境に感謝しています。今後は化学の素養
をもっと身につけ、化学の視点から蝶の基礎研究を続けていくつもりです。また、子どもたちに自然のすばらしさを教える活動にも力を入れていきたいと思っています。

教育システム
生物資源学類では、数学や物理に力を入れて教えてくれます。特に数学の授業がこれほど丁寧だとは思いませんでした。生物が大好きという人だけでなく、生物を資源として考える人も集まっており、多面的な見方ができるようになりました。
大学1 年の頃は、自分の研究を続けるために、東大とICU の研究室を行き来していましたが、なにぶん筑波から通うのは遠いので(笑)。2 年の6 月から自分の大学の化学生態学を専門とする研究室に入れてもらい、蝶を飼育しながら研究を行っています。
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