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未来研究所

2010年度版

理工系の学びは自分の手で未来を つくっていることを実感できる!

学生編東京工科大学
応用生物学部(旧・バイオニクス学部。2008 年4 月名称変更) 

A.S 先輩
私立公文国際学園高等部出身

コエンザイムQ をつくる 遺伝子を観察中

プラナリアを、ご存じですか?
切っても切っても新しく生まれ変わる高い再生能力を持つ5 ミリ前後の小さな軟体動物。私が現在取り組んでいる研究では、プラナリアが持つ特定の遺伝子を観察しています。

もうひとつキーワードはコエンザイムQ。アンチエイジング化粧品の代名詞ともいえる細胞の酸化を防ぐこの物質を、実はプラナリアも持っています。私の研究対象である遺伝子とは、プラナリアの体内でコエンザイムQ をつくり出す働きを持つもの。この遺伝子を壊してしまうと、再生能力が低下することが実験で明らかになっています。プラナリアの再生における当該遺伝子の役割を解明し、再生医療の分野で役立てるのがこの研究の目的です。学術分野としては、分子生物学になります。

分子生物学的観点から ガン研究に携わりたい

幼少時代に伯父を病気で亡くした経験がその背景にあるのかもしれませんが、昔から、将来医療の世界に貢献する仕事をしたいという夢がありました。また、勉強面では、生物が得意で、特に遺伝子や細胞の仕組みに興味がありました。生物の知識を深めて、医療の進歩に貢献したい。そう考えて、たどり着いた結論が、東京工科大学応用生物学部(旧・バイオニクス学部)への進学でした。充実した設備のもと、最新の研究テーマに取り組める環境が決め手になりましたね。

理工系の魅力は、未来をつくるための学問であること。研究を通じて、自分の手で未来をつくっていることを実感できます。将来は、研究で得た知識を活かして、分子生物学的観点からガンの研究に携わりたいと思っています。

私のお気に入りアイテム

世界的に権威のある科学系学術雑誌『nature』。掲載されている論文を読んで、業界の最新動向を調べています。

私の就職活動

学部卒業後は大学院進学を考えています。目指しているのは、医学部以外の学生を集めて、医学分野を学ぶ「医科学研究室」。いくつか候補も絞り込みました。将来は、医学系の研究員や病理診断医としてガン研究に取り組みたいと思っています。

ひとこと

理工系というと、「物理・化学・数学の成績が重要」というイメージですが、むしろ大切なのは探求心や発想力。未知の可能性に挑む姿勢こそ重要です。理工系はスペシャリストをつくる学部。知識を深めれば、必ず将来につながる点が魅力ですね。



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