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未来研究所

2010年度版

「乾燥」のスペシャリストになって、 化粧品の開発をしてみたい!

学生編富山大学
工学部  物質生命システム工学科(現・材料機能工学科)

T.M 先輩
石川県立金沢錦丘高等学校出身

溶液の蒸発が始まる 湿球温度と格闘する日々

私が取り組んでいるのはひとことで言うと「乾燥」。「高分子塗布膜」というサランラップや写真フィルムといった薄膜を使った製品に関係するもので、少し高度になると液晶ディスプレイにも関係してきます。こういった薄膜というものは、高分子溶液を基盤に塗って乾燥させてつくるのですが、さまざまな要因によって均一に乾燥させることが難しいのです。私が注目しているのは溶液の蒸発が始まるときの温度である「湿球温度」で、これがなかなか一定しないため、乾燥時の温度設定が難しく、企業が製品化する際にもロスが出てしまいます。私は湿球温度が一定しない原因を探り、容易に乾燥の温度設定ができる方法がないのか模索しているわけです。しかし、「乾燥」とひと口に言いますが、とても奥が深く、乾燥のメカニズムは数学にも応用できるのです。そこで私は今、数式を使って湿球温度を瞬時に計算できるコンピュータのプログラムも開発中です。

理工系の人々は クールだけど熱い

将来は大学院で研究を続けた後、この研究が活かせるような製薬会社などで開発に携わりたいですね。「乾燥」のスペシャリストになって化粧品開発に携わるのもいいかもしれません。

理工系はカリキュラムが厳しくてなかなか自分の時間が持ちにくいのですが、「勉強している!」という実感が強く持てます。また、理工系には個性的でキャラの濃い人が多いのもいいですね。それぞれの専門分野に関してはずっと語り続けられる、そんな一見クールだけど実は熱い人たちと学生時代を過ごすことができてとても幸せです。

私のお気に入りアイテム

市内のクラブで週1 回DJをやっています。D J ネームは「TOMOMI」です

私の就職活動

わたしの大学生活
チアリーディング部に入って富山大学の運動部の応援活動を行っています。講義や実験で超多忙ななか、練習に参加するのは大変でしたが、すごく楽しかったです。おかげで体力もかなりつきました!

ひとこと

化学はとても好きだったのに数学が苦手で、進路選択では受験間際まで文理どちらに進学しようか悩みました。でも先生から「理系に行ったほうが将来の幅が広がる」と教えられ、理系を選択しました。理系の学問は経済系にも応用できますからね。



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