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未来研究所

2012年度版

開発は「悪」じゃない。必要なのは、 自然と共存する最低限のインフラ整備。

学生編岡山大学
大学院 環境学研究科
社会基盤環境学専攻 博士前期課程1年

H.N 先輩
岡山県立岡山朝日高等学校

大学のプログラムで タイの農村部を視察

 学部時代に大学の研修プログラムでタイの農村を視察しました。参加したのは、岡山大学の学生6人とバンコク・カセサート大学の学生5人。私はここで、日本とタイ農村部では、インフラ整備がかなり異なっていることを知りました。例えば、日本ではさまざまな先端技術が使用された下水道などの浄化設備がありますが、タイの農村部ではコストがかかるため高度処理場の拡大は難しいのが現状です。しかしやはりある程度までのインフラ整備は必要で、コスト面も考慮した開発を整えるなかで、自然と共存する工夫をこらしていくことが大切で、地域によって考え方を変えなければいけないことに気づきました。現在は、環境施設設計学研究室に所属し、農業土木、地盤工学といったテーマの研究を行っています。

社会に貢献している ことを実感できる

 土の粒子の力学的な動きを解析したり、地盤沈下のメカニズムを解明したりしている研究室に所属しており、私自身が携わっているのは、ため池の信頼性設計(ため池の堤体が破壊されるリスクを評価)です。この分野の面白さは、学んだことが将来、仕事で実際に役に立つこと。
社会に貢献していることを実感できるのがうれしいですね。将来は、建設コンサルタント業に携りたい。入学当初は環境問題への関心が強く、開発は自然を壊すものという偏った印象を持っていましたが、大学の授業やタイでの研修プログラムなどを通して、開発途上国における適切なインフラ整備の重要性に気づきました。在学中に土木・建設業に関する実践的な知識とグローバルな視点を身につけて、国際開発プロジェクトに携わってみたいと思っています。

私のお気に入りアイテム

タイの研修プログラム「GP 特別コース」に参加したメンバー。一生モノの思い出です。

後輩にアドバイス

環境理工学部は学生の1/4 が女子。「文系科目のほうが得意だった」という女子もたくさんいます。文理融合型の学部なので、地域経済学、環境経済学など社会科学系の科目もあります。理系科目が苦手という人もぜひ選択肢に!

ひとこと

わたしのキャンパス自慢
タイの研修プログラム「G P 特別コース」で、タイの学生と相互交流できたのは貴重な経験。文化も専門も違う学生同士の議論は非常に興味深く、自分の視野が大きく広がった気がします。国際交流プログラムに力を入れている点も環境理工学部の魅力です。



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