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未来研究所

2012年度版

情報学科で生命科学の研究!? 「情報」をキーワードに多彩なテーマに挑む。

学生編近畿大学
産業理工学部  情報学科3年

H.K 先輩
私立宇部フロンティア大学付属香川高等学校

先生のアドバイスは 「好きなことをやりなさい」

 情報総合学研究室の金光滋教授の研究室に所属しています。研究対象が幅広いフィールドに広がる情報学科では、研究テーマも多岐にわたり、内容もユニークです。私も金光先生から好きなことをやりなさいと言われました。
 パソコンやものづくりが好きですが、飽きっぽくていろいろなことを学びたい性格。そこで、情報系の学びにこだわらず、いま一番興味のある生命科学の研究を進めてみようと思っています。
 例えば、活性酸素。電子的に不安定なものなので、体内の細胞を酸化させて正常な働きを損ない、その結果、老化やいろいろな病気を引き起こす物質として知られています。ところが、人間の体には酸化防止システムも備わっていて、酵素、タンパク質、ビタミンなどさまざまな対抗要素があります。こうした活性酸素の発生・消滅のメカニズムをなんとか数式で説明できないか、プログラムを組んでシミュレーションできないかと考えています。つまり、情報工学の手法で生命科学の謎に迫るのです。

専攻にとらわれない 自由な研究を続けたい

 情報理論の父と呼ばれるアメリカの数学者C.E.シャノンが、「情報」を定義するとき、エントロピーという不確実の度合いを示す物理学の言葉を使ったと学びました。ある事象が起こると情報が発生し、同時にその分だけ不確実性が減るので、エントロピーが減少するという理屈です。難しい理論はさておき、いろいろな分野が結びつき、違った角度から分析されたり、数式で解明されたりするのは大変興味深いこと。卒業後は大学院に進み、さまざまな分野を横断した新たな研究に取り組んでみたいと思います。

私のお気に入りアイテム

ゼミの先生が書いた英語の科学入門。高校から使っている電子辞書も活用しています。

後輩にアドバイス

勉強がハードな理工系だからこそ1年次から頑張って所定の単位を取るといいですよ。プログラミングも基礎から学べるので、文系出身者でも大丈夫。ゲームや映像やネットなど、自分の興味がある分野から入っていきましょう。

ひとこと

わたしのキャンパス自慢
デザインコンペで優勝した学生の作品を実際にキャンパス内に建築したバウヒュッテというログハウス(上記写真撮影場所)が好きです。講義の間の息抜きには最適の、落ち着いた場所。建物の中には、その場でパンを焼いているベーカリーもあって、私もよく買っています。



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