大阪工業大学 工学部 応用化学科4年
S.T 先輩
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燃料電池の低コスト化をめざして 新しい触媒の開発に取り組んでいます。

世界でも最先端の研究に 携わっているのを実感!
数学や理科など、論理的な思考で答えを導く科目が得意だった私。特に理科が大好きで、物理学や化学、生物学など色々な分野に興味があったため、進路を考える際はかなり悩みました。そんな時に出会ったのが、千葉大学工学部共生応用化学科。環境やエネルギー、バイオなど多彩な切り口から化学を学べることや、幅広く学んだ上でやりたいことを見つけることがで
きるカリキュラムに魅力を感じ、入学しました。
大学院に進学した現在、取り組んでいるのは燃料電池の電極触媒(反応を活性化させる物質)についての研究です。触媒として一般的に使用されているのは白金ですが、稀少かつ高価なため製造コストがかさんでしまいます。そこで、白金の使用量をできるだけ抑えるために、比較的安価なパラジウムの表面に白金を原子1個分の厚さでコーティングし、白金以上の活性を示す触媒を作る研究を行っています。
実験に必要な、パラジウムの単結晶(構造が安定した結晶)をつくる技術は、世界でもこの研究室でしか成功していない、難度の高いもの。研究成果をまとめた論文が海外の研究者に参照されることも多く、最先端の研究に携わっていることを実感します。
「英語を活かして活躍したい」… その夢、理工系で叶えてみては?
理工系の学びの魅力はいろいろありますが、「世界を舞台にしている」という点が特に大きいと思っています。研究は万国共通のものですし、論文も英語で執筆します。もちろん、研究開発職などとして就職してからも、英語は大きな強みになります。英語が得意で「世界で活躍したい!」と思っている高校生の皆さん、理工系に進学するのも有効な選択肢だと思いますよ。

わたしの就職活動
研究開発職を志望して、幅広い業界を視野に入れながら活動中です。理想の仕事像は、たくさんの人々にとって役立つ技術を開発すること。「現段階では難しい」と思われるような研究に取り組み、社会に貢献できたらうれしいですね。
苦手な科目も含め、試験での得点配分を考えて効率よく勉強するのが大切。その中で自分に向いている学び、進みたい道が見えてくるはず。私の場合、暗記ではなく「計算や論理で答えを導き出す」ほうが得意だと気づいたことが、現在の研究につながっています。
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