大阪工業大学 工学部 応用化学科4年
S.T 先輩
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注目の素材「ナノファイバー」を 効率よくつくるレシピを考案中!

料理のレシピづくりに 例えられる化学工学
私が専攻しているのは化学工学。聞いたことがない人も多いのではないでしょうか? 一般的な化学は、「何かをつくるときに何を使ってどうしたらできるのか」を、実験によって追究します。対して化学工学は、そのような実験で判明したことを基に、生活に役立つ化学製品を最も効率よくつくる方法を研究します。よく料理に例えられるのですが、「この材料でこの料理ができる」というのはすでにわかっているけど、ではどうやって調理すれば、よりおいしい料理を段取りよくつくれるのか? 料理でいうレシピを考えるのが、化学工学なのです。
ナノサイズの最新素材研究が 身近な製品に
私が現在研究しているのは、ナノファイバーのつくり方とその応用について。ナノファイバーは太さが1万〜100万分の1ミリほどの、極限まで細くした繊維のことで、太陽電池などさまざまな分野で利用される可能性があります。これを、電気の力で紡糸を行うエレクトロ・スピニングという方法を用いてつくります。
研究では、専用の実験装置を使って、ナノファイバーの原料である高分子の溶液に高い電圧をかけます。すると、電界に沿って極めて小さなナノサイズの繊維が飛び出してきます。温度などの処理条件を変えたり、太陽電池に応用するとき有利な二酸化チタンを加えたり、よりよいレシピを見つけるため、日々実験を繰り返しています。
理想は、自分の研究したものが、身近に使っている製品に反映されること。将来は日用品をつくっている会社に就職して、研究が続けられたらいいなと思っています。

理系だからといって理系の勉強ばかりしていては世界が広がりません。英語はもちろん、論文作成には国語力が必要。ジャンルにこだわらずいろんな本を読んでおくと、話題も豊富になり、人と話すときにも役立つかもしれませんね。
わたしのキャンパス自慢
講義やスキーサークルの活動などを通じ、価値観も将来の夢も自分とは違う、さまざまな人たちと多くの出会いがあったのは、総合大学ならでは。進路変更をした学生とも知り合い、視野を広く持って将来のことを考えようと思うようになりました。
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