ホーム > 未来研究所 > 建築・デザイン > 愛知工業大学 > 水中住居から公共図書館や子どもの研究まで、 夢がふくらむ建築設計の世界。

未来研究所

2012年度版

水中住居から公共図書館や子どもの研究まで、 夢がふくらむ建築設計の世界。

学生編愛知工業大学
大学院 工学研究科
博士前期課程 建設システム工学専攻2年

M.T 先輩
愛知県立碧南工業高等学校

433作品から最優秀賞に 選ばれた「樹脈の方舟」

 2010年度の日本建築学会設計競技に応募し、私を含めた3名の愛知工業大学チームの作品が最優秀賞を受賞できたのが、最近の一番の思い出です。テーマは、「大きな自然に呼応する建築」。賞をいただいた「樹脈の方舟」は、琵琶湖の魚や水生植物からライフスタイルのヒントを得て、湖の中に建築した住居に住めば、人間も周囲の環境汚染や生態系の変化におのずと気がつくのではというアイデアから生まれました。審査委員長が世界的に有名な建築家の伊東豊雄先生だったので、評価していただけたことが本当にうれしく、最優秀賞と聞いたときの興奮は忘れられません。
 また、所属する中井孝幸研究室では、地元名古屋港のふ頭再生のコンペにも挑戦。こちらで
も、「本が紡ぐ掌(たなごころ)」という提案でグランプリに選ばれました。これは、古来より港は知識の集まる場所だったという視点から、ふ頭全体を図書館で包み込むようにデザインしたもの。先人の築いた建造物を損なうことなく、港にあったスペース部分を埋めるような形で細長く延びる図書館を設計しました。本が人と人をつなぐというコンセプトが認められたことは、研究室全員の励みになりましたね。

児童と母親、利用者に 目を向けた図書館の研究

 両親が大工で、小さい頃から建築現場が遊び場。工業高校に進学し、大学も好きな建築の道へと、まっすぐ進んできました。研究テーマは図書館などの施設計画。特に大学院の修士研究として、公共図書館や子どもの研究を行っています。利用者がより使いやすい空間構成を提案したいと張り切っています。

私のお気に入りアイテム

CAD やCG、さまざまなソフトを駆使してコンペの資料や設計図を作る愛用のPC です。

後輩にアドバイス

わたしの大学院進学
組織系建築設計事務所に就職し、仕事をずっと続けていきたいと思っていたので、将来のために自分の研究テーマをより深く突き詰めておこうと、大学院に進みました。大学院での2年間は、本当のチャレンジができる貴重な時間です。

ひとこと

わたしのキャンパス自慢
よく利用する講義棟7号館には、指導教員の中井孝幸先生が改修デザインをした素敵なパウダールームがあります。ホテルのようにきれいで、オレンジ色の柱もユニーク。建築学科には女子学生も多いので、こんな心遣いがあるとうれしいですね。



同じ分野の記事を見る!

建築・デザインの全ての記事を見る

このページのトップへ