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未来研究所

2017年度版

人間の脳の思考パターンを解析し 「健康のための食生活」を探る

学生編中央大学
理工学部  人間総合理工学科 3年

Y.H 先輩
私立日本大学習志野高等学校出身

人の思考を可視化する サイコメトリクス

 私の大学での研究テーマは「食と健康」。親戚ががんになり、食習慣で予防できないのかと考えたこと、そして、将来自分が親になったときに子供を守り、健康に育てるためにできることは何かと考えたのがきっかけです。
 現在取り組んでいるのは、食品を糖分や塩分といった成分の数値ではなく、実際に口にした人が“ 五感で” 感じたことを言葉で表現してもらい、評価する仕組みの研究です。重要なのは、聞き方。想定される回答の選択肢を前もって定義化し、周到に質問内容を設計しておく必要があります。回答結果は統計学的な手法で処理し、客観的なデータとして可視化。こうして人の思考を把握する研究は「サイコメトリクス」と言われ、企業の商品・サービス開発に応用されるなど、実社会でも活用されています。

複眼的な広い視野で 「食と健康」に貢献したい

 食品を感覚で評価する研究が盛んなのが、アメリカのカリフォルニア大学です。そこで私は、3 年次の8 月から約1 年間、同大学のデービス校で最先端の感覚科学を学ぶことに。日本人とアメリカ人の食品に対する感覚や好みの違いを分析し、アメリカの肥満率の低下や、糖尿病人口を減少させる糸口を探りながら、健康食として日本食を普及させる方法も探求したいと思います。ゆくゆくは全世界で「日本食による健康」を実現させ、日本の食品産業の活性化にもつなげたいですね。
 将来は食品メーカーでの研究開発や商品企画、マーケティング分野で活躍することが目標です。サイコメトリクスや食品感覚科学の知識に加え、経営的な視点を持った複眼的な思考で、「食と健康」に貢献したいですね。

私のお気に入りアイテム

入学時に605点だったTOEIC®スコアは900点に到達! スコアアップの秘訣は、“シャドーイング” です。

ひとこと

型にはまらないリケジョに
人間総合理工学科は私が2期生。「型にはまらない」新しい形の理工系学科だと思います。「食と健康」以外でも、エネルギー問題や環境問題など、日常生活に関わるテーマに興味があった私は、オープンキャンパスに足を運び、いくつかの研究室を見学。「この学科なら私がしたい勉強が思う存分できる」と確信しました。女子学生も結構いて、とても楽しく過ごせますよ!



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