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未来研究所

2017年度版

肝がん発症マウスの遺伝子に着目 実験方法を確立し、応用研究へ

学生編東京理科大学
大学院 
理工学研究科 応用生物科学専攻
修士課程 2年

M.K 先輩
香川県立高松高等学校出身

実験前の予測が当たると 計り知れない喜びがある

 私の研究室のテーマは、肥満による肝がんの形成メカニズムの解明。肥満になると腸内細菌が増え、その影響で二次胆汁酸も増え、肝星細胞が細胞老化を起こします。すると発がん促進作用のある炎症性サイトカインなどが分泌され、肝がんにつながります。私は肝がん発症マウスの体内で発現している遺伝子の働きを調べ、肝がん抑制機構の解明をすることを研究テーマにしています。今はまだ実験方法を確立する段階なので英語の論文などを参考に、実験方法を手探りで調べているところです。
 面白いと感じるのは、実験前の予測と実験結果が一致した瞬間。予測が外れたときは実験の
過程を洗い直して再度挑戦するのですが、思いどおりの結果が出ると言葉にできないほどの喜びを感じます。大学院では、実験結果を更に応用し、研究を続けたいと思っています。

少し先の目標を設定すれば ブレずに進んでいける

 高校生の頃は医療系の学部を目指していましたが、受験に失敗。その後、発想を転換し、好きな生物や化学に力を入れている東京理科大学へ進学しました。
 入学してみると向上心のある学生が多く、周囲から常にいい影響を受けることができ、とても充実した毎日。学ぶうちに生物への関心が日に日に高まっていきました。
 高校生の皆さんは、ぜひ具体的な目標を持ってください。身近すぎる目標だとその日しか頑張れないので、少し先の目標を設定するといいですよ。つらいことがあっても、先の目標を思い出せば身近な目標をクリアする力が湧き、ブレることなく進んでいけると思います。

私のお気に入りアイテム

ガンタイプの電動ピペッター。とても正確に量を測れて、押すと光るのが楽しいです。

わたしのキャンパス自慢

東京理科大学は学びの環境づくりに力を入れていて、勉強する場に困りません。1年次は基礎科目が多くて大変で、授業後に図書館へ行って勉強するのが習慣でした。いつも座る席が「指定席」となり、友人からは「指定席へ行けばいる」と言われていましたね。



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