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未来研究所

2017年度版

豊かな自然を未来に残したい! 地球に優しい燃料電池を開発中

学生編千葉工業大学
工学部  応用化学科 4年 (現・生命環境科学科)

A.Y 先輩
群馬県立富岡東高等学校出身

生ゴミの微生物を利用して 安心安全な発電を目指す

 研究対象は、次世代自動車に利用されるテクノロジーのひとつである「燃料電池」です。燃料電池とは、水素と酸素を反応させて、電気を起こす技術のこと。しかし可燃性ガスである水素は爆発の危険性があり、安全上の問題を抱えています。そこで私は、水素以外の物質でより安全に発電する燃料電池の開発を目指しています。
 私が注目しているのは、生ゴミとメタン生成菌を使って生成するメタン。現在は、水素の代わりにメタンを使って発電ができるかどうかを実験しています。成功すれば、これまでの燃料電池の常識を変えることができるかもしれません。

未来の子どもたちに豊かな 自然を残すために何かしたい

 私は群馬県の郊外で生まれ、いつも自然を身近に感じる環境で暮らしていました。そのため、
「未来の子どもたちにも、豊かな自然を残してあげたい」という気持ちが強く、環境問題に対しても昔から強い関心を持っていました。
 現在の研究テーマを見つけたのは、高校時代に地元の大学と共同で燃料電池の実験を行ったことがきっかけ。自然を守るために自分は何ができるだろう?と考えていた私は、共同実験を通じて、化学によってその具体的な解決策を見つけられると知り、応用化学の道に進みました。
 化学の面白さは、日常で起きていることの原理を知ることができること。自然破壊や地球温暖化といった環境問題に取り組むためにはまず、その原因を知ることがとても重要です。
 将来の夢は、大学での経験を生かして、環境に優しい製品を開発すること。内定先の貴金属
メーカーでは、自動車の排気ガスを浄化する触媒の研究をしています。私もその一員として、地球環境の保護に貢献したいと思っています。

私のお気に入りアイテム

水素と酸素の化学反応によって電気が発生し、プロペラが回転する燃料電池実験器。

ひとこと

女子へのサポートが充実!
千葉工業大学は女子学生へのサポートがとても充実しています。女性の先生もたくさんいて、何でも相談に乗ってもらえます。私が所属している研究室の先生も女性で、就職活動の時期には私のやりたいことを伝えると、それにマッチする企業を具体的に紹介してくれました。また、先輩や後輩とすぐに仲良くなれるのも、女子が少ない環境ならではだと思います!



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