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未来研究所

2017年度版

ステンレス鋼の性質の変化を研究 材料の世界の奥深さに夢中です!

学生編芝浦工業大学
工学部  材料工学科 4年

Y.K 先輩
埼玉県立川越女子高等学校出身

実用的な研究がしたくて 材料工学科を選択した

 中学・高校で数学や化学をわかりやすく教えてくれる先生に出会い、理系科目が好きになりました。大学では実用的な内容を学びたいと思い、工学部材料工学科へ。金属だけでなくプラスチック等の高分子化合物といった幅広い素材を学ぶことができ、視野が広がったと感じます。
 現在の研究テーマは、ステンレス鋼というスプーンなどに使われている金属材料に圧力をかけ、腐食の様子を調べること。加圧しただけで腐食しやすくなるなど材料の組織が変化し、性質も変わるのが興味深いです。こうした研究の結果、腐食のメカニズムの解明が進めば、材料をより細かく使い分けられるようになるはずです。しかも、成分自体は変わらないのでリサイクルしやすいというメリットがあり、材料の世界は本当に奥が深いと思います。

基礎を身につけ応用する 充実したカリキュラム

 実験では試料をpH 溶液に浸し、電気を通してサビの進行具合を数値で確認します。その際、
電気は物理学、サビは化学的変化なので、両方の知識が必要です。その点、1 ~ 3 年次に必修科目で化学や物理の基礎をじっくり学んだことが研究に役立っており、本当にムダのないカリキュラムだと実感しました。
 実験ではpH 溶液がうまくつくれず、試料に電気が通らないこともあり、何度もやり直しに。1週間で終わると思っていた実験が1 か月かかる場合もあり、忍耐が必要です。でも自分の予測どおりの数値が出たときは、本当に快感! 思わずガッツポーズが出るほどです。
 理系の学びは1 分1 秒もムダにできない、とても濃密なもの。目的を持つ人なら、とても素晴らしい大学生活が送れると思います。

私のお気に入りアイテム

実験データが入ったUSBメモリーは命の次に大事なもの。手帳と一緒に持ち歩いています。

わたしのキャンパス自慢

最新の校舎と設備
豊洲キャンパスの校舎はTVドラマのロケに使われるほど外観が特徴的ですが、内部設計もとても素敵。大きな吹き抜けがあって、光が奥まで射し込んで明るく、居心地のいい空間です。工学部の実習や実験に必要な各種設備も充実。私の場合、ポテンショスタットという電圧を測定・制御する実験機器をよく使いますし、工作機械で試料を加工することもあります。



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