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未来研究所

2017年度版

スキャンしたデータの不要な情報を 自動で取り除くアプリを開発中!

学生編諏訪東京理科大学
システム工学部  
電子システム工学科 4年

Y.S 先輩
長野県篠ノ井高等学校出身

画像の裏写りや地色を 除去する仕組みを研究中

 パソコンやタブレットの普及に伴い、紙の資料をスキャンしてディジタル化する需要が広がっています。このときに問題となるのが、紙の裏面の情報まで写り込んでしまう「裏写り」や、地色のついた紙を用いた際の文字の読みづらさ。スキャンデータに不必要な「裏写り」や「地色」の情報が入り込んでいると、データを再度紙に印刷するときにインクを無駄に消費してしまうという問題もあります。そこで私が取り組んでいるのが、画像の裏写りや地色を消すためのアプリケーションの開発です。従来は、画像データ1 枚1 枚に対して色の濃度やコントラストの強弱を指定することで裏写りを除去していましたが、これでは手間がかかり大量のアナログデータに対応しきれません。読み込んだ画像に応じてコンピュータが自動的に必要な情報を判断し、瞬時に裏写りと地色を除去できるようにプログラムを組むことが私の研究の目的です。

私の技術で多くの人の 悩みを解消したい!

 求めている処理をコンピュータにしてもらうためにはどのような指示を出せばいいのか頭を悩ませる毎日ですが、自分が組んだプログラムがうまく動作すると、画像が一見して鮮明になるのがすごく面白くて、研究を続けています。私の研究技術を用いれば、文字を認識する「OCR」の精度も上がり、必要な文字だけを探したり、文章を編集したりすることも楽になるんです。将来、多くの人の悩みを解消できると思うと、研究のモチベーションにもつながります。今後は東京理科大学大学院に進学し、画像処理の高速化と、表面が写真など複雑な色彩の場合に対応する技術を開発する予定。情報化社会での実用化を目指し取り組んでいきたいです。


*2014年、システム工学部(電子システム工学科・機械システム工学科)を工学部(機械工学科・電気電子工学科・コンピュータメディア工学科)に再編

開発中のアプリ

スキャナーのデータからコンピュータが必要な情報を判断し、文字データは残したままで地色と裏写りを除去します。

わたしのキャンパス自慢

自然豊かなキャンパス
大自然に囲まれたキャンパスが魅力! パソコンと向き合う研究生活で目や脳が疲れたときも、教室の窓から八ヶ岳を眺めればリフレッシュできます。キャンパスの南側にある宿泊施設「セミナーハウス」を女子グループで借りて、緑の中でバーベキューを楽しんだり、夜は星を見ながらお風呂に入ることも。都会のキャンパスでは経験できない大学生活を送ることができますよ!



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