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未来研究所

2017年度版

被災地の復興住宅を現地調査 自然を活かした新たな施設を提案

学生編東京電機大学
大学院 未来科学研究科
建築学専攻 修士課程1年

A.O 先輩
私立京華女子高等学校出身

建築家にアポを取り 設計計画をヒアリング

 2004 年の新潟県中越地震で被害を受けた地域の復興住宅について調べています。曾祖母が住んでおり、幼い頃から馴染みのある地域であった新潟県。震災後も訪れ、倒壊した家屋や、仮設住宅の快適とは言えない暮らしぶりを目にしていました。もし自分が設計者で、被災した地域の住宅を建築することになった場合にどのようなプランを立てるだろう……。このような思いから、実際に復興住宅を建てた建築家にアポイントを取り、調査を始めました。
 復興住宅の建築においては、緊急性が求められる一方、そこで長く住むことを考えて暮らしやすさにも考慮する必要があります。もちろん、地震への恐怖を二度と感じずに済むよう、安全面への配慮も必要になってきます。さらに、建築家の方に話を聞いたところ、自然景観を壊さないよう、地域の伝統的な素材や工法で建てていること、明るい気持ちになれるよう光や風の流れを計算していることなどもわかりました。

地域のよさを伝えるために 卒業設計で宿泊施設を提案

 一方、実際に暮らす住民の方に話を聞くと、採光や風通しを考えて建てられた吹き抜けの間取りの暖房効率の悪さに不満を抱く人も。さまざまな可能性を考慮して計画を立てることの大切さを痛感しました。現地調査をする中で、あらためて地域の自然や伝統行事のすばらしさを知ることができました。そこで、このよさを観光に生かしたいと思い、卒業設計では宿泊施設の提案をしました。棚田の美しさや落ち着いた風情を感じてもらえるよう、小さな民宿を点在させ、キッチンや温泉施設も自然の中に設計し、風景に溶け込むような施設を提案。これからも、実際に住む人にとって快適でありながら周りの景色と調和する建物を追求したいと思っています。

卒業設計

復興住宅について調査した集落を舞台に、宿泊施設を提案。観光客が、ゆったりと自然を感じられるよう設計しました。

わたしのキャンパス自慢

清潔感のある広々キャンパス
2012年にできた東京千住キャンパスは、清潔感があって開放的! 特に気に入っているのは、自習できるスペースがたくさんあるところ。太陽光が降り注ぐ明るい図書館や、レポート作成時に使えるメディアセンターも、席数がたっぷりあるのでいつも空いていて気持ちよく勉強できますよ。製図室も広々としていて、じっくり課題に取り組むことができます。



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