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未来研究所

2017年度版

自分にしかない技術や知識で、 大きなものを動かす楽しさに目覚めました。

学生編南山大学
大学院 理工学研究科
機械電子制御工学専攻 博士前期課程 1年

R.N 先輩
国立名古屋大学教育学部附属高等学校出身

モーター無しで機械が動く! その不思議に魅せられて

 「コントロールモーメントジャイロ」という、船や自動車の姿勢を安定させるために使われている装置を、よりスムーズに動かす研究を行っています。これはジャイロ効果という物理現象を利用して、中心にある円盤を回転させるだけで、モーターが付いていない土台部分までを動かすという一見不思議な装置。宇宙ステーションにも搭載されています。円盤のわずかな傾きによって土台の動き方が変わるので、まず数式を立てて角度などを決め、パソコンの画面上でシミュレーションし、その後実験装置で実際に動かしてみます。そこで不具合があれば、また数式を立て直すという作業の繰り返しです。大学3 年の時、卒業研究のテーマを決めるための研究室見学で初めてこの装置に出合い、以来ずっと同じ研究を続けてきました。

“本当にやりたいこと”を発見、 情報工学から制御工学へ。

 実はそれまではシステムエンジニアになるつもりで情報工学の勉強をしていました。自分が書いたプログラムでコンピュータが動くのが面白いと思っていたのですが、この装置を見た時に「私がやりたかったのはこれだ!」と感じました。本当はコンピュータそのものではなく、自分にしかない知識や技術で何かを動かすことに興味があったのだと気づいたのです。そこから制御工学に転向、卒業までの1 年間では時間が足りないと感じ、大学院に進学して研究を続けることに決めました。そんな私も、大学に入るまでは制御工学というジャンルがあることさえ知らずにいました。高校生の皆さんにも、早くから関心をひとつに絞り込まずに、視野を広く持って本当にやりたいことをじっくり見つけて欲しいと思います。

私のお気に入りアイテム

学部入学時に貸与されて以来相棒のPC。USBメモリーに付けているクマは弟に貰いました。

わたしの学部・
学科自慢

機械系と聞くと、工具を使って油まみれというイメージがあるかもしれませんが、私の専攻は制御工学なので、機械そのものに触れることはありません。実験装置が豊富にあるので実験しやすく、研究室が居心地いいのも自慢。思っていたより研究発表や会議の機会も多く、コミュニケーション能力が鍛えられるのは意外でした。



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