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未来研究所

2018年度版

「バイオフィルム」の研究成果をがん治療の新薬開発につなげたい!

学生編愛知工業大学
工学部 応用化学科 4年

H.M 先輩
愛知県立豊橋南高等学校出身

細菌の感染力を強める膜の形成を化合物で阻害する

 私の研究対象は、細菌の「バイオフィルム」です。これは、ヒトの体内にいる細菌が分泌するバリアのような膜のこと。バイオフィルムによって細菌が薬剤耐性を高め、感染力を強化することがわかっています。
 そこで私は、細菌のバイオフィルム形成を阻害するc-di-GMPという化合物の研究を行っています。実験では、食中毒の原因菌として知られる黄色ブドウ球菌などを対象に、この化合物がバイオフィルムをどの程度阻害できるか、効果を試しています。実験の結果次第では、この方法をがん細胞の増殖抑制に応用できる可能性があります。研究成果を医薬品の開発につなげるのが研究チーム全体の目標です。
 とはいえ、実験はうまくいかないことがほとんど。それでも失敗した原因を究明して、改善するための方法を研究室の仲間と話し合い、試行錯誤を重ねる過程で、自分の成長を実感できるのが、この研究の面白さだと思います。

医療機器開発に携わるチャンスもあるかも!

 中学生のころから化学の実験が好きで、色や形状など物質の変化を五感で楽しめるところに魅力を感じていました。そこで、化学の世界には必ず新しい発見がある! と無限の可能性を見出し、工学部応用化学科に進学しました。バイオ環境化学専攻を選んだのは、化学と生物学を一緒に学べる環境に魅力を感じたから。当時から、大学で身につけた知識を医療分野で役立てたいという思いがありました。
 卒業後は、超音波機器のメーカーで技術職に就くことが決まっています。医療機器の開発に携わるチャンスもありそうなので、夢に向かって、まだまだ勉強は続きそうです!

私のお気に入りアイテム

初めてもらったアルバイト代で買った腕時計。いつも身につけています!

わたしの
キャンパス自慢

工業大学のイメージが
変わる!

工学部のある八草キャンパスは、とってもきれいで、工業大学のイメージが変わるはず! 私のお気に入りは、1号館1階の『アメリカフェ』。おしゃれな雰囲気で落ち着きます。100円の朝食があるのもおすすめです。また、1号館2階にはソファが並んだ「女子専用スペース」もあって、友達とのおしゃべりに最適。ぜひオープンキャンパスで、確かめてみて!



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