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未来研究所

2018年度版

二酸化炭素からメタンガスを生成。循環型社会の実現に貢献したい!

学生編九州工業大学
大学院 生命体工学研究科
生体機能応用工学専攻
博士前期課程1年

I.N 先輩
国立山口県宇部工業高等専門学校出身

地球温暖化の原因となる二酸化炭素を資源化する

 現在、春山哲也先生の研究室で、二酸化炭素から効率よくメタンを生成するための触媒の研究を行っています。大気中の二酸化炭素濃度の上昇は地球温暖化の原因だと考えられているため、その二酸化炭素の資源化を図ることが狙いです。なかでもこの研究室では、金属触媒を用いた反応に着目。金属の種類によって二酸化炭素が異なる働きをするため、銅とコバルトなど2種類の金属を組み合わせてよりメタン生成に適した条件を見つけるために、最適なエネルギーを持った金属触媒の作製と分析を行っています。
 まだまだメタン生成については未解明なことも多く、大変な研究分野ではありますが、そんななかでも最近メタン生成効率を従来の約2倍にする金属触媒の開発に成功しました! 今後はさらなる生成効率の向上をめざしていきます。そして、ゆくゆくは大気中の二酸化炭素を回収し、次世代燃料としてメタンガスを生成するという、循環型社会の実現に貢献したいです。

大好きな化学を究めたいと大学3年次に高専から編入

 工業系の高等専門学校に通っていた私は、3年次から工学部応用化学科に編入しました。高等専門学校卒業での就職の道も考えましたが、より広く、深く化学を勉強したいと思い、大学編入の道を選択。大学、大学院と進学し、専門的に学ぶことで新しい発見に出合い、それまで自分になかった新しい考え方や視点を身につけることができたと感じています。
 卒業後は、現在研究している知識を生かし、メーカーなどで環境に配慮した製品の開発に携わりたいと思っています。今、研究室のメンバーと地道に重ねている研究が少しでも人々の生活に役立つ日が来ることを願っています。

私のお気に入りアイテム

デザインが気に入っている化粧ポーチ。研究で忙しい毎日でもメイクをすると気分が上がります♪

わたしの
キャンパス自慢

開発が進む先進的な都市
生命体工学研究科のある若松キャンパスは、北九州学術研究都市内に位置しています。ここは今なお開発が進んでいるエリアで、九州工業大学だけではなく、先端科学技術の教育・研究を行う大学や研究機関が集まる先進的な街並みが特徴です。校舎もきれいでかっこよく、勉強に集中しやすい環境が本当にありがたいです。



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