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未来研究所

2018年度版

芳醇なバニラの香りを楽しめる焼酎を研究・開発しています!

学生編九州産業大学
工学部 物質生命化学科 4年*
*2017年4月、生命科学部生命科学科に再編

R.M 先輩
大分県立日田高等学校出身

発酵の研究を通して食品開発の面白さに目覚める

 バニラの甘い香りがする焼酎の研究・開発を行っています。研究の鍵は、バニラの香りの主成分である「バニリン」。バニラの香りというと天然のバニラビーンズを思い浮かべますが、市場に出回っている“バニラの香り”の商品は合成香料で香りをつけたものが大半です。そこで私たちは、熟成過程で「バニリン」に変換される成分をより多く生産できる酵母を、ヒマワリなどの花やブドウなどの果実から分離することをめざし、日々研究に取り組んでいます。
 食品の研究に興味を持ち始めたきっかけは、学科内のサークル「発酵研究会」との出合いです。このサークルは3年生が中心となり、毎年企業と連携して食品や化粧品を研究・開発しています。副リーダーを務めた昨年は、地元の醸造所の協力を得て、無添加のトマトドレッシングを開発。トマトの絞り汁で酢酸菌を培養することから始め、酸味の調整や糖度のバランスなど試行錯誤しながらも、無事に完成させました。完成後、道の駅で無料配布イベントを実施すると、うれしいことに準備した150本がわずか30分で配布終了! 衛生面の管理など慣れないことが多く苦労しましたが、食品開発の面白さを再認識する、貴重な経験となりました。

食の安全性を守る品質管理の研究者が目標

 将来は、食品メーカーなどで品質管理に関わる研究職をめざしています。食品とは人々の生活に欠かせないものであり、いわば命の源。どのような環境で、どのような人がつくったのか。食品偽装などのニュースが世間を騒がせるようになり、改めて品質管理の重要性を意識しています。研究者の視点から、当たり前である「食の安全・安心」を守っていきたいです。

私のお気に入りアイテム

「発酵研究会」の集大成として完成した、トマトドレッシング。さっぱりとした後味が好評でした!

わたしの学部・
学科自慢

学科独自の
魅力的なサークル

物質生命化学科には、所属する「発酵研究会」のほかに、地元の小学生を対象にした「こども理科実験教室」を開催するサークル「理科研究会」もあります。自分の専門分野を生かしながら学外の方と交流を深める時間は、授業では学ぶことのできない貴重なものです。学生の主体性を尊重し、伸び伸びと成長できる環境が整っています。



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