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未来研究所

2018年度版

機能的なアミノ酸を人工的に合成し医療や化粧品分野で役立てたい!

学生編千葉工業大学
大学院 工学研究科
生命環境科学専攻 修士課程1年

T.H 先輩
私立正則高等学校出身

タンパク質の機能を高めるアミノ酸をつくっています

 タンパク質を構成するアミノ酸を人工的につくり出す実験に取り組んでいます。本来なら細胞に存在しない非天然のアミノ酸をつくり、応用しやすく変化させ、将来、タンパク質の一部として組み込むことができれば、タンパク質の機能を高めたり、タンパク質の分子を見つけやすくしたりすることが可能になります。タンパク質は生物にとって重要な機能性分子なので、この技術を応用すれば医療、食品、化粧品ほか、さまざまな産業で役立てることができます。可能性の広がる、夢のある研究なんですよ!

学べば学ぶほど化学の可能性を実感

 現在は、「プロテアーゼ」という酵素を使ってアミノ酸を結合しています。この酵素で効率的にアミノ酸をつなげる方法がわかったら、次は別の酵素でも実験をして、比較をしてみたいと思っています。
 実験は、非天然のアミノ酸を合成しては結合するという地道な作業の繰り返し。いつも期待通りの結果が出るわけではなく、分量が取れなかったり、うまく反応させられなかったりすることの連続ですが、だからこそ工夫していい結果が出ると心からほっとします。
 高校生の頃は漠然と医療分野に興味があり、生体材料や創薬に関わる研究をしてみたいと思っていました。しかし、学部時代に化学や材料の可能性を学んだり、学会発表で多くの企業の方と出会い意見をうかがったりするなかで、あらためて化学が身のまわりのものすべてに関わっていることを実感。修士修了までには、自分の専門分野に限らずさまざまなことを学び、広い視野を持って実社会で役立つ研究を進めていきたいと思っています。

私のお気に入りアイテム

忙しくてお化粧ができない日も、この色つきリップだけは塗って気分を上げています!

わたしの学部・
学科自慢

専門外の知識も
学べるゼミ

3年次から所属している環境有機材料化学研究室は、3つのグループに分かれています。生体由来分子や高分子を扱っている私のグループのほかに、有機合成のグループ、環境低負荷プラスチックの研究グループがあります。3グループ合同でゼミの中間発表を行ったりするのですが、専門分野以外の知識も身につくので、自分の研究にも活かすことができるんです!



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