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未来研究所

2019年度版

先端研究「現象の数理モデル化」が 産業やデザインの未来を変える!

学生編明治大学
総合数理学部 現象数理学科 4年

S.F 先輩
私立専修大学松戸高等学校出身

自然界の複雑な仕組みを 分析して社会で応用する

 私が学んでいるのは、「現象数理学」という数学の一分野です。現在、研究室で取り組んでいるのは、「現象の数理モデル化」。微生物の機能や物質の化学反応が起こす現象やパターンを観察し、その機構解明に挑みます。
 私が研究対象に選んだのは、塩化アルミニウムと水酸化ナトリウムの化学反応で生成される沈殿とその再溶解による時空間パターン。上から見たり、横から見たりするとさまざまな模様を描くこの現象を数式でモデル化するのが目標です。この「数理モデル化」が実現できると他の実験のシミュレーションなどに応用でき、研究の効率化が可能になります。
 研究室の他のメンバーは、「ミドリムシの自己組織化」など、生物学や物理学の領域で現象の「数理モデル化」に挑んでいます。こうした自然界の複雑な仕組みを解明すれば、製造業の生産システムやエネルギー開発の効率化に役立てられると考えられています。現象数理学は、数学はもちろん、物理学、生物学、化学などを融合したユニークな研究領域。応用先は、産業・ビジネスはもちろん、金融、デザイン、アートまで幅広い分野に広がっています。

「数理モデル化」の知識を 企画・開発職で役立てたい

 そんな私ですが、現在の総合数理学部に進学したのは、数学科の教員をめざしていたから。入学後、数学やプログラミングの基礎を幅広く学ぶなかで、次第に数学を応用して、社会で役立てる研究に興味を持つようになりました。
 卒業後は、大学院に進んで、今の研究を続ける予定です。まずは、実験を積み重ねて、納得のいく成果を出したいと思います。将来は、もともと好きだった広告業界の仕事に興味があります。商品の企画や開発の分野で「数理モデル化」の知識を活かしたいと思っています。

私のお気に入りアイテム

化学反応を見る実験で使う試薬。帯状のパターンが確認できます。YouTubeで実験の様子を公開しています!!

ひとこと

おしゃれランチを満喫!
総合数理学部のある中野キャンパスは、JR中野駅のすぐ近くで、近隣には人気のカフェやレストランがたくさんあります。特にキャンパスのすぐ隣にある「中野セントラルパーク」は、おしゃれな雰囲気でテンションが上がります。また、キャンパス6階のテラスも眺めがよく、ランチを食べるのにおすすめ。



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