ホーム > 未来研究所 > 化学・生命科学系 > 福岡大学 > 私たちの身近に存在している ゲルのメカニズムを研究!

未来研究所

2019年度版

私たちの身近に存在している ゲルのメカニズムを研究!

学生編福岡大学
理学部 理学研究科 1年 平松研究室

Y.S 先輩
福岡県立筑前高等学校出身

自分が立てた仮説を 実験で実証する楽しさ

 我ながら好奇心が旺盛で、中学・高校では、理科の授業で学んだ現象が、なぜそうなるのかを確認できる実験が大好きでした。だから理工系の学部を選択したのも、ごく自然な流れだったと思います。大学では実験の回数が増え、高校で習ったことのメカニズムを詳しく学ぶことができます。入学して気づいたのは、既にわかっている結果ではなく、自分が立てた仮説を実証することの面白さ。思ってもいない結果に辿り着くこともありますが、時には研究室のみんなに知恵を借りながらも、原因を解き明かしていくのはとても楽しいです。何よりも、そろえたデータにしっかりとした傾向が出て、仮説を実証できたときはいちばんの快感です。

人一倍の好奇心を生かし 毎日ゲルとにらめっこ

 現在、取り組んでいる研究テーマは、ゲルのネットワークと液体の関係性について。コンニャクやゼリーなどのゲルは、網目状に広がる高分子鎖のネットワークと液体または空気でできています。漁師さんの網に例えると、網がネットワークで、そこにかかった魚が液体ですね。通常、水は0℃で融解しますが、ゲルに含まれる水には0℃以下で融解するものもあります。そのネットワークと水の相互作用について、いくつかの実験的手法で明らかにしているところです。
 最初は、「ゲルはどのような構造で、あんなにブニブニした触感をしているの?」という素朴な疑問から始まりました。しかし、持ち前の好奇心に火が着きのめり込むことに(笑)。ゼリーなど日頃何気なく接しているものでも、科学的な目線で捉えると知らないことばかりなんですよね。将来は、実験で培った思考力、そして好奇心を生かせる仕事に就けたらうれしいです。

私のお気に入りアイテム

勉強には字が潰れないように0.3mmと細めのシャープペンシル、実験では重要度で色分けできるペンを使用。

ひとこと

問題が解けるまで諦めないで!

難しい問題に出合っても、決して諦めずに向き合うことが大切です。諦めるとそこで終わってしまうので、“なぜ?”という探究心を忘れずに挑戦してみてください。どうしてもわからないときでも、先生や先輩、友達など周りに意見をもらうと、きっと乗り越えられるはず。今まで知らなかったことを自分のものにできると、新たな問題に立ち向かえるし、何より自信に繋がりますよ!



同じ分野の記事を見る!

化学・生命科学系の全ての記事を見る

このページのトップへ