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未来研究所

2010年度版

大切な個人情報を守りながらサービスが受けられるシステムを開発中。

社会人編津田塾大学
学芸学部 情報数理科学科(現 数学科・情報科学科)

N.T 先輩
NEC(日本電気株式会社)サービスプラットフォーム研究所

個人情報を守りながらネットを活用したい!

 「プライバシーの保護」と「利便性」を両立させたインターネット環境づくりに取り組んでいます。Web上で各種サービスを利用するとき、プライバシーをお互いに知り得てしまうことがあります。例えば、ネットオークション。出品者と落札者は一時的な関係に過ぎないのに、住所や振込先を教える必要があります。そこで重要な個人情報を明かすことなく、商品の決済や受け渡しができないかと考えたのです。
 私たちが開発しているのは、どの会社を利用するときでも一括してプライバシーを管理できるシステム。「住所は知られてもいいけど電話番号は知られたくない」など、自分用にカスタマイズできる個人情報管理システムを目指して3年ほど前から検討を始めました。

卒業研究はサバイバルゲームの開発

 中学3年生のとき、新しいもの好きの父がパソコンを購入。パソコン通信などを楽しむうちに、コンピュータ系の勉強をしたいと思うようになりました。ふたりの姉からの「手に職があると有利だよ」というアドバイスも参考に、理工系の進路を選択。大学では「フォルダとは」「ディレクトリとは」などの基礎から始め、プログラムなど専門的な学びを深めました。少人数制なので、先生方とのコミュニケーションが密にとれるぜいたくな環境でしたね。
 卒業研究は友人と3人で、携帯電話のGPS機能を利用したサバイバルゲームをつくりました。位置情報で敵がどこにいるか探り合い、カメラで撮影されると「撃たれた」ことに。女子大という環境で、自由に学べたことが、現在の仕事にもつながっていると思います。

私のお気に入りアイテム

同じ研究所で開発中のロボット「PaPeRo」。人の顔を見分け、話しかけてくれます。

後輩にアドバイス

理工系の素晴らしさは、仕事の成果が「世の中の役に立つ」可能性があること。大企業に勤務していても、研究をする立場なら個人として出て行くことができます。自分の名前が特許庁のwebサイトに掲載されたときは、両親にとても喜ばれました。

ひとこと

エンジニアの仕事は、国際会議への出席や、海外の企業とコミュニケーションする機会が多いので、英語ができるとチャンスが大きく広がります。津田塾大学は英語関連のカリキュラムも強化されているので、学生のうちに頑張って英語力アップを目指して!



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