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未来研究所

2020年度版

実験のその先をイメージしながら化学の可能性を追究していきたい

学生編千葉工業大学
工学部 応用化学科 3年

Y.S 先輩
私立二松学舎大学附属柏高等学校出身

実験に“失敗”するからこそ気づけることもある

大学で化学を勉強する際の醍醐味のひとつが、高校時代よりも専門的な実験だと思います。例えば、活性炭を用いた環境浄化現象の実験では、メチレンブルーという色素によって青色を帯びた水溶液を、活性炭によって透明に変化させます。これは色素が活性炭に吸着されることで起こる現象。「活性炭吸着法」として、水質浄化などに応用できます。社会での実用シーンをイメージできる実験だからこそ、学習意欲も高まります。
一方で、実験をしても想定外の結果になる場合もあります。ただ、その原因を探ることで新たな発見につながり、社会に役立つ新技術が生まれる可能性もあります。高校3年次に千葉工業大学のオープンキャンパスで模擬授業を受けた際、印象的だったのが「化学の可能性」という言葉。その真意を授業の中で理解できるようになりました。

プライベートにも科学の知識は活かされる

私が応用化学科を選んだ原点は、テレビドラマなどに登場する白衣を着た化学者や研究者に憧れたこと。高校時代から問題を解いて達成感を味わうことのできる数学が好きだったこともあり、興味のあった化粧品や食品、医薬品などの研究に得意科目を活かしたい思いがありました。現在は関数電卓が自分の代わりに複雑な計算をしてくれますが……(笑)、さまざまな実験で新たな気づきを得られる点が魅力です。
大学入学後は、化粧水の潤いの違いや、口紅の落ちやすさの違いなど、私生活でも化学的な「なぜ?」という素朴な疑問を追究する意識が高まりました。成分などを調べ、疑問が解消され、自分の知識になると行動も変化します。化粧品から食品、日用品まで、成分表示をしっかりとチェックするようになり、商品を購入する際に専門知識をベースにした判断材料が増えていくという実社会でのメリットも感じています。

私のお気に入りアイテム

資料やノートを科目別に色分けして整理しているクリアケース。関数電卓も必需品です。

ひとこと

学年が上がるにつれて授業内容が専門的になると、過去の授業で使った教材を見て確認したいことも出てきます。そこで、「あの資料が見たい!」と思ったときにすぐに取り出せるように、自宅でも学年別・科目別に教材をファイリングしています。整理整頓は苦手だったのですが、知識を身につけたい一心で、私は変わることができました。



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