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未来研究所

2020年度版

近年問題視されている海の汚染建築の力を解決の糸口に!

学生編福岡大学
工学部 建築学科 4年

K.T 先輩
福岡県立福岡工業高校出身

人がアクションを起こすきっかけとなる建物をつくりたい

近年、海洋プラスチックゴミの問題が深刻化しています。海の汚染は巡り巡って人体にも影響を及ぼすため、決して軽視できない問題です。そこで、美しい海を取り戻すために、建築の視点から何かアプローチできないかと考え、現在「里海」を題材に研究を進めています。里海とは、「人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域」のことで、環境省による望ましい沿岸海域の環境を維持するための取り組みです。現在、具体的な研究内容は構想中ですが、地域の人々の生活に影響を与えたり、新たな活動が生まれたりと、人がアクションを起こすきっかけとなる建物を設計したいと考えています。海がきれいになれば、山もきれいになる。海は命の源です。次代を担う私たち世代が、慎重に考えていかなければなりません。
海の問題に着目したきっかけは、水族館が大好きだったことから。水族館は幼少期に行ったことはありましたが、建築を学び始めてからも足を運び、ストーリー性のある演出や動線、海の生き物の特性を生かしたディスプレイと、空間のあらゆる部分に強く感動しました。

人と自然と共生する建物を 視野の広い建築士を目指す

建築とは、正解のない世界だと思っています。設計課題に取り組む授業では、住宅や地域交流施設、小学校、公園などの設計(製図と模型製作)を行いましたが、同じテーマでも学生が30人いれば30通りの答えがありました。先生や友人らのアドバイスを交えることで、自分一人では思いつかないようなユニークなアイデアが浮かんでくることも! 多様な考え方があることを改めて実感しました。それは、建物を使う目的や人数、年齢…と、条件が違えばなおさらです。
将来は、相手の目線に立ち、人間だけでなく、自然にとって建築がどうあるべきかも考えられる、視野の広い建築士を目指していきます。

私のお気に入りアイテム

総合設計で公園をテーマに製作した模型。博多織をモチーフに、織物ならではのやわらかさを建築に落とし込みました。

ひとこと

建築学科は女子が少ないというイメージがありますが、人数は少なくても、将来の建築業界を考えると、存在意義はとても大きいと感じています。建築の中でも特に住宅は、女性が使う時間も場所も多く、女性の感性や視点が大切です。そのため女性建築家のニーズは高くなっています。福岡大学の建築学科も年々女子が増えていますよ!



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