立命館大学 情報理工学部 メディア情報学科
M.T 先輩
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「音の力」から家電や機械の製品づくりに貢献したい。

不快な音を心地よく変える「音のマスキング」
私が取り組んでいる研究は、人間にとって不快に感じる音をいかにしてなくすかというもの。不快な音に別の音を加えることで、聴きやすい音に変えることができる「音のマスキング」という手法を使っています。まだまだ音のサンプルデータを取り進める基礎的な段階ですが、高い音よりも低い音を使ったほうがマスキングしやすいということがわかってきました。
ただ、難しいのはコンピュータ上ではうまくいっても、現実の空間では風や空気などほかの要因もあって必ずしもいい結果が得られるわけではないということ。まだまだノウハウの蓄積が必要です。でも、この研究によって騒音問題の解決策が見出せるのではと期待しています。
企業からも続々と研究依頼が来ています
このテーマは、あるホテルから「客室の騒音のクレームを解消してほしい」と依頼を受けたのが始まり。企業との共同研究という形で進めています。研究室の西浦敬信准教授は非常にアグレッシブで、ゴルフ用品メーカーからの依頼で「人が喜ぶ音を発するボール」といったユニークな研究を数多くの企業と共同で行っています。これは研究のビジネス化を目指す、欧米の大学の研究室に近いかもしれません。私自身、そういった進歩的な雰囲気に惹かれて立命館大学を選びました。
将来は企業に入って、音の分野から製品づくりに貢献したいと思っています。今は静音の家電製品が流行していますが、無音だと人間は不安になります。デジカメのシャッター音も後からつけたのだとか。人が心地いい音を機械につけてあげる。今からワクワクしてきますね。

立命館大学は学生が望めば、留学、就職…とさまざまな後押しをしてくれます。私も大学で開講されている「基本情報技術者資格」講座を受講し資格を取得しました。そんな姿勢は進学前から聞いていて、大学選択の際に重要なポイントになりました。
塾講師のアルバイトをしていて中学・高校生と接する機会も多いのですが、「苦手だから」と理系をあきらめる人がいて少しさびしいです。センスが大切な文系と違い、理系は努力や頑張りで成功できることが多いです。あきらめないで頑張ってください。
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