ホーム > 未来研究所 > 千葉工業大学 > 数学の世界にのめり込むと今までと違う世界が見えます!

未来研究所

2010年度版

数学の世界にのめり込むと今までと違う世界が見えます!

学生編千葉工業大学
社会システム科学部 経営情報科学科

M.K 先輩
私立豊島岡女子学園高等学校出身

経営学でも情報工学でもない新しい分野の可能性に期待

 理系視点で経営を学んでみたい……。
 そう思ったのが社会システム科学部 経営情報科学科を目指した理由です。
 きっかけは、高校1年生のときに参加した、ある大学のオープンキャンパスでした。経営工学を専攻する学生が、パソコンでビジネスに関するシミュレーションをしていたときの説明に感動し、「この分野をもっと深く理解したい」と思うようになりました。文系の経営学でもなく、理工系の情報工学でもない分野に、何か新しいものが生まれる可能性を感じたんです。

細胞分裂のような事象を代数構造で定式化

 現在は、所属する高木徹助教の研究室で、システム生物学と数理的一般システム理論の勉強をしながら、細胞の分裂と代謝の機能と役割を代数構造により定式化することを目標に研究を進めています。ちょっと難しいですよね(笑)。
 ポイントは細胞分裂のような事象を代数構造で定式化するということ。例えば、研究室の先輩のテーマは、ルービックキューブの6面が完成する理論の数式化。3×3×3列のキューブを完成させる数式を、4×4×4列で応用したりしています。私の研究対象はたまたま「細胞」ですが、数式化の方法論は、経済などの事象にもあてはめることができます。
 大学の研究で発見したのは、数学的な考え方に特化すると、今まで見えなかったいろいろなものが見えてくること。世界が今までとまったく違う景色に見える瞬間があります。細胞分裂を数式化できるなんて想像もしませんでしたからね。だからこそ一生学び続ける価値がある分野だと思っています。

私のお気に入りアイテム

数理論理学と集合論の文献。研究に関する英語の資料を読み込む力も求められます。

私の就職活動

将来は現在取り組んでいるシステム生物学の知識を医療の分野で役立てたいと思っています。卒業後は大学院に進み、研究を深める予定。病気予防のメカニズムを数式化して、細胞レベルに働きかける方法を追究したいと思っています。

ひとこと

高校時代、数学が好きだったものの、テストの点はまずまず。そこで私は高校の「数学部」に入部し日夜、数学の問題と格闘しました。仲間と教え合いながら、数をこなすのが数学の成績アップの近道だと実感。でも今思うと、不思議なクラブですよね(笑)。

このページのトップへ