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材料加工の研究経験を活かして、電気製品の構造設計に携わりたい。

映画でみたロボットのかわいさに感動
小学生の頃、映画に出てくる小型ロボットが動いている姿を見て、「かわいい!」と思ったのが、機械に興味を持ったきっかけでした。機械が自動的に動くことに感動して、私もつくってみたいと。高校で物理と数学が得意だったこともあり理系クラスを選択。その頃から大学では機械工学を勉強したいと決めていました。
大学では、段ボールとモーターを使って、重りを持ち上げる重量挙げロボットを作製するといったユニークな内容の授業もあり、実際に手を動かしてものをつくる楽しさを実感しました。実験など地道な作業もありますが、自分が手がけた研究結果が、目に見える形で表れる面白さを感じています。
現在は、塑性加工研究室に所属して、チタンの加工に関する研究に取り組んでいます。地下から水蒸気を汲み上げる地熱発電の井戸に使うケイシング管というパイプを、チタンで加工するための条件を検証することが主なテーマです。チタンは強度が高く、耐食性に優れた材料で、各方面から注目を集めていますが、元の形に戻る性質があるため加工が難しいのが特徴です。研究では20分の1スケールで実際に円管をつくり、実験を繰り返しています。
女性ならではの視点でものづくりをリード
来春から電機メーカーに勤務する予定です。大学での研究経験を活かし、材料の強度を考慮した製品の構造設計の仕事などに携わってみたいと考えています。ものづくりには男性のイメージがありますが、私のような女性がかかわることによって、従来とは違った視点で面白いものをつくっていきたいですね。

最初はUターンを希望していたのですが、教授のすすめで全国に事業所がある総合電機メーカーに応募して、内定をいただきました。やりたいことができるチャンスに恵まれた環境なので、エリアにこだわらず頑張っていこうと思っています。
東京電機大学は、旋盤加工やフライス加工などの工作機械を使った金属加工の実験にも取り組みます。実践的な経験がしたい人にはぴったりの環境です。女性が少なく「変わってるね」と言われることも多いけれど、気にせずに好きなことを軸にして進路を決めて正解でした。





