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未来研究所

2010年度版

「化学」の視点で物事を見ると 常に新しい発見があります!

学生編中央大学
大学院 理工学研究科 応用化学専攻

K.Y 先輩
私立國學院高等学校出身

フラスコの中の化合物と 格闘する研究室での実験

私の研究テーマは、リチウムという金属のリサイクルを可能にする化合物の開発。リチウムは電池などに幅広く使われていますが、リサイクル方法が確立しておらず、リチウムを簡単に吸着できる性質を持った材料の開発が求められているのです。研究室ではフラスコの中で化合物をつくり、撹拌したり熱を加えたりして、反応を測定するといった実験をしています。

化学を学びたいという 抑え切れない思い

科学博物館で恐竜の骨格を見て感動したのをきっかけに、生き物、星、色、光などに興味を持つようになりました。中学、高校の頃には、そういった身の回りのものが何でできているのかということに疑問が出てきて、化学をもっと知りたいと強く思うようになったのです。

高校では数学があまり得意ではなかったので、理工系進学を選ぶのは不安でした。しかし、最終的には化学を学びたいという気持ちを抑え切れず理工系の道へ。大学入学後は、早く数式
に慣れるように積極的に数学系科目に取り組むことで、苦手意識はなくなりました。やはり、興味のある分野に進んでよかったと実感しています。

化学の面白さは、いろいろな分野に分かれていながらも、それらがすべて結びついているということ。物事をいろいろな視点から眺めることで、新たな発見があることを知りました。普段の生活のなかでも、いろいろなことに興味を持ち、じっくり考えて答えを出すという素朴な感覚を大切にするようにしています。将来は、研究に没頭するばかりではなく、常に好奇心を忘れない、柔軟性と幅広い視点を持った研究者になりたいと思っています。

私のお気に入りアイテム

リチウムを取り込む化合物の分子構造を立体化した模型。化学分野では模型から理解できることも多い。

私の就職活動

就職は、印刷会社の研究職を目指して活動する予定です。ペットボトルやラミネートチューブなど、さまざまな素材にかかわる印刷技術の開発に携わり、使い心地と印刷の両方の視点からパッケージの素材を追求していきたいと考えています。

ひとこと

研究職は男性が多いのですが、ものを使うのは男性だけではありません。女性の視点も絶対に必要です。理工系出身の女性が増えて、今後活躍の場が広がっていけば、より豊かな暮らしや社会を築いていくことができるはず。一緒に頑張っていきましょう!



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