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未来研究所

2010年度版

クリーンな水素エネルギーを効率よく つくりだす新たな「光触媒」を開発中!

学生編東京理科大学
大学院 総合化学研究科 総合化学専攻

M.S 先輩
私立女子学院高等学校出身

水素は無尽蔵にある水を 分解してつくりだせる

近年、世界中で化石燃料の枯渇が危惧されています。代替エネルギーとして注目されている
ものの中には水素エネルギーがあり、水素は燃やしても水しか生成しないため、クリーンなエ
ネルギーであるといえます。その水素の製造方法の一つとして、私の研究対象である「粉末光
触媒」による水からの水素生成が挙げられます。

現在よく知られている高活性な光触媒は、太陽光の一部である紫外光しか利用できないという欠点があります。そこで、利用できる太陽光の領域をさらに広げるため、「可視光応答性の光触媒」の開発に取り組んでいます。簡単に言うと、太陽光エネルギーをより高効率で利用して、水素をたくさんつくるための「新しい物質」を開発しているのです。

高校時代から「環境」の分野に興味があり、環境系の雑誌をよく読んでいました。同時に「化学」が好きだったこともあり、このふたつのキーワードを将来の仕事につなげられるとうれしいな……と漠然と考えていました。

高校卒業後、一度、他の大学に入学しましたが、学ぶ環境に違和感を感じていました。「もっと理工系の研究に没頭したい」と考えて再び大学受験を決意。都心の便利な立地で充実した
研究環境が整う東京理科大学を目指しました。

「化学」「環境」の知識で 社会に貢献したい

学部時代は果てしなく続く実験とレポート提出の日々……。でも、研究に集中できる環境が整っていることを実感できました。現在は大学院で実験の日々。高校時代から抱いている「化学」「環境」の知識で社会に貢献したいという夢に少しずつ近づいている気がしています。

私のお気に入りアイテム

研究対象である粉末状の光触媒(実物)。ニッケルを入れたチタン酸ストロンチウムなど

私の就職活動

「環境」というキーワードで研究職を探したいと思っています。現在、どのような業種の企業でも環境への配慮が求められています。メーカーに固執したりせず、柔軟な考え方で幅広い業種の企業を研究し、理想の仕事を探したいですね。

ひとこと

東京理科大学の神楽坂キャンパスは、どこに行くにも便利! 都心にある理工系大学は少ないのでこの立地は貴重だと思います。また、熱心な教授が多いことも特長です。レポート提出が多く、日々の勉強は大変ですが、必ず将来プラスになると思っています。



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