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「細胞を見分けるための解析」は、 人工皮膚や化粧品につながります。

「人を助けたい」が出発点 薬= 薬学部ではなかった
小学校時代から数学が得意でした。通っていた数学塾でも、よくほめてもらいましたね。
同じ頃、ぜんそくの症状が出ていて、小さいながらもお医者さんに助けられたという意識がありました。そこで、「私も人を助けたい」と、医者に憧れるように。その後、高校生になるとニキビや肌荒れに悩まされたこともあり、皮膚や化粧品に興味を持つようになりました。
医学部進学は選択肢になかったので、化学の先生に「薬学部に行けば、化粧品に使う薬品を学べる?」と相談。すると「薬学部は薬剤師育成のほうにウエートを置くから」と、農学部や工学部をすすめられました。
再生医療のための 仕組みづくりを研究
今、私が取り組んでいるのは「細胞を見分けるための判別」。再生医療にともなう細胞研究に役立てるものです。判別するためにまずは細胞を特殊なカメラで撮影し、それをパソコンで解析する仕組みを構築する必要があります。
人間が顕微鏡で細胞を見ても、それは感覚的なものであって産業化には適さないこともあります。そのため、もっと速く確実に判断するために写真を使うわけです。この仕組みづくりにはパソコンのプログラミング技術も必要。知識が少ない私にはそれが課題です。私が取り組んでいる研究がうまく行けば、この仕組みを人工皮膚の生産にも活かせるはず。さらには人工皮膚を取り入れた化粧品の開発にも役立てたいと考えています。小さい頃思っていた「人を助けたい、人のために役に立ちたい」という夢に少しずつ近づいてきた。最近、ふとそう思ったりしています。

大学院の修士課程でしっかりと学んだ後、化粧品メーカーで研究・開発職に就きたいと思っています。自分が研究してきた細胞の知識を、人工皮膚などの再生医療の分野からさらに飛躍させ、化粧品開発の分野に波及させたいですね。
研究室の同僚たちとはとても仲よし。興味がある分野も似通っているので、話もしやすいですね。入学して驚いたのは、今の理工系の人たちは、男子も女子もみんなおしゃれなこと。趣味も多彩で、プライベートをしっかり楽しんでいる人が多いですよ。





